【陰キャな私】最終話:つながる心

【シリーズ】陰キャな私

事件から数日後、両親も学校を訪れ、事態の説明と謝罪を受けた。

私の親も、山田君の親もかなり怒っていたが、

私たちは“本人の気持ち”として学校には田辺先生の処分だけを求めた。

とくに私は陰キャとして事を荒立てたくなかった。

親は学校の管理についても言及したかったようだが、

私の考えを尊重する形で、しぶしぶ納得して、事態は収束した。

やっと落ち着いた。

「・・・あの、ありがとう・・ね」

「何言ってんの?こちらこそだよ。内申書から『停学』の文字が消えるんだから」

私と山田君は一緒に帰り道を歩く。

陰キャの私から、彼に対して向けられる話題はない。

せっかく彼がいろいろと話題を振ってくれるのに、言葉少ない返答しかできない。

会話はすぐに終わってしまう。

「さぁ、着いたよ。ただいま」

「お、おじゃまします」

彼に促されて、私も家に入る。

リビングに通された。

「あっ、渡邊せんぱ~い。来てくれたんですね」

リビングのソファーに腰かけていたみあちゃんが、立ち上がって声をかけてくれた。

「みあが、・・・妹が渡邊さんにお礼を言いたいんだって」

山田君から、家に招待されたのは昨日のことだった。

急なお誘いで、頭の中が真っ白になった。

いつもどおり予定もないのに

「明日だったら・・・」

と答えてしまった。

「先輩、本当にありがとうございました。

 停学になって、兄はかなり荒れてて・・・・」

「確か、・・・壁に穴が空いてたんだよね~」

「そうなんです~。絶対手も痛いはずなのに、強がっちゃってるし」

みあちゃんと私がニヤニヤとそんな会話をするものだから、

山田君が顔を赤くして恥ずかしがっている。

「でもね、みあちゃん、私が頑張ったんじゃなくて、お兄ちゃんが頑張ったんだよ。

 あのときのお兄ちゃんは、すごく頼りがいがあったんだからね」

みあちゃんは、嬉しそうな顔で話を聞いている。

本当にお兄ちゃんのことが大好きなんだろうな。

「・・・渡邊さん、兄妹そろってごめんね」

照れた顔で、山田君が言葉をかけてくれる。

「ごめんだなんて・・・。そんなことないよ。

 でも、みあちゃん?

 あのとき、どうして私に相談したの?

 仲のいい先輩とか、他の人もいたよね?」

「それはですね・・・・・兄には好きな人がいるみたいで」

「みあ!!」

 いたずらな、ニヤついた笑顔で話すみあちゃんを、山田君が遮る。

兄妹でいちゃいちゃと戯れている。

「・・・渡邊先輩、本当にありがとうございます」

落ち着きを取り戻したあと、改めて私にお礼をしてくれた。

私たち3人の中が深まっていくような気がした。

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はじめての集会の時、居眠りから目が覚めた俺は、

ぼんやりとした視界を正常に戻すために、首を横に倒したり、伸ばしたり

回したり、軽いストレッチをしていた。

首を回した時、左後ろに座る彼女の姿が見えた。

一瞬にして、視界が明確になった。

その景色は、いまでも鮮明に覚えている。

三角座りをする彼女の、緩んだスカート。

その奥に見える

口を×印にしたウサギが数匹。

ピンクの布にあしらわれた可愛いプリントだった。

彼女のパンチラ・・・・可愛いキャラパン。

俺のムスコが大きくなったのは、寝起きであることだけが理由だろうか。

その日の夜、妹の部屋にある引き出しから1枚の布を拝借し、

あの景色と重ねていた。

みあのスヌーピーとは違うが、鮮明に記憶を想起させるために。

あの時のことを、まさかこんなタイミングで思い出すとはな・・・・

ふたりが並んで目の前にいるからかな・・・・

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琴教室でも、みあちゃんと自然と会話ができるようになったある日のことだった。

「先輩、うちの兄が好きなタイプ教えちゃいますね」

唐突にみあちゃんに話しかけられる。

「ちょっ、タイプって?え?」

ひどく動揺した。

ニヤニヤしながらみあちゃんは話を勝手に進める。

「お兄ちゃんなんですけど・・・ギャップが好きなんです。

 可愛い子がボーイッシュだったり、反対にカッコいい人が可愛らしい事したり。

 だから、先輩の場合は、大人っぽくてかっこいいから

 可愛い感じの服とか着るとギャップ萌えしちゃうから、大丈夫だと思います。」

「大丈夫って何?どういうこと??」

「どういうことでしょーねー?」

みあちゃんは、私の気持ちに間違いなく気づいている。

顔が熱くなっていく。

「ちなみに、私も先輩みたいに大人っぽいって言われます。

 だから、兄は私の・・・・ふふっ」

みあちゃんが意味深に笑う。

「私の・・・?」

真剣にその言葉を聞いてしまってる。

みあちゃんは、へへっと笑う。

そして恥ずかしそうに照れながら、

「・・・お兄ちゃんも男の子なんで、パンツとか見るの好きなんです。

 特に、可愛い感じのやつ。

 私もわざとスヌーピーのパンツとか履いてるんでですけど、

 お兄ちゃん、たまに持ってっちゃうんですよ、自分の部屋に。

 大人っぽい先輩が、キャラパンなんか履いてるところなんか見せちゃったら、

 お兄ちゃんなんてイチコロですよ」

少し顔を赤らめて、みあちゃんがそう話す。

そんな話を聞いて、私も顔が熱くなった。

でも、妄想してしまった。

もっと顔が熱くなった。

日ごろからキティちゃんやミッフィーなど、キャラパンや子供っぽいパンツを履くことも多い。

自分でも“中2にもなって子供っぽい”と思うが、誰が見るわけでもないから気にせず、

ただただ、自分が好きなものを履いていただけだが・・・・。

私のパンツ・・・山田君・・・喜ぶ・・・・のかな。

「・・・・先輩のこと、尊敬してるけど、ライバルですよ。

 私も兄のこと大好きなんで」

みあちゃんの顔は、とても明るかった。

山田君は学校でも私に話しかけてくれるようになった。

その影響で、学校の中でいろんな子から話しかけられるようになった。

みあちゃんの影響で、琴教室でコミュニケーションをとる子も増えた。

「リンってさ~、本当に明るくなったよね。声も、表情も」

久しぶりに会話を交わす幼馴染のゆいが、わざとらしく寂し気な顔をする。

「笑顔も笑い声も、私だけのものだったのに~」

そう言いながら、ゆいは抱き着いてくる。

逆説的な表現で、私自身気づいていなかった変化を伝えて喜んでくれた。

山田君。みあちゃん。

「ありがとう」

は、私の方だよ。

まっとうな思春期を、ふたりのおかげで過ごせているよ。

本当に、ありがとう。

パンチラを覗き込まれたことで、私と山田君はつながった。

子どもっぽいパンツで、私とみあちゃんはつながった。

変なきっかけだが、人付き合いのできない陰キャな私と周りの人との縁を

子どもっぽいパンツ

がつないでくれた。

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