【シリーズ】粗相の記憶

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【粗相の記憶】最終話:守りたい

「すいません。 妹がご迷惑をおかけしました」 夕方の開店に向けて準備中の札を出していた店内には、近所に住む高校生がいた。彼女については幼いときから見覚えのある女の子だ。彼女は学校帰りに家まで間に合わないと判断したのだろう。慌...
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【粗相の記憶】第9話:再会

専門学校を出て2年が経ったある夏の日。お店はまずまずの盛況だった。 「こんなときも、店を開けるの?」 その日は、町の花火大会の日だった。年に一度の一大イベントを迎えるにふさわしい快晴で、天気予報では夕立の心配もないと言...
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【粗相の記憶】第8話:寒空の下

専門学校を卒業するまで、父親のことをただの定食屋の店主としか思っていなかった。だが、専門学校を卒業して仕事を手伝うようになると様々な活動をしていることを知った。地域の夏祭りに出店するお店のアドバイザーをしたり、ホームレスの方に無償...
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【粗相の記憶】第7話:失意の中で

かねてから父親が始めたこの定食屋を継ぐと決めていた僕は、高校卒業後に調理師の専門学校に進んだ。親が培ってきた味を守るためには、かならず調理師免許が必要と言うわけではない。だが、それでも良い味を提供するうえで、学ぶべきことは学んでお...
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【粗相の記憶】第6話:合宿

ゆうの時は・・・・ 中根 ゆう 高校のときに僕が所属していた、陸上部の1つ年下のマネージャーだ。彼女と一緒の時間を過ごすことは1年もなかった。 高2の冬休み。隣県で2泊3日で行った合宿の2日目だった。選手だった僕...
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【粗相の記憶】第5話:予行演習

中2の夏祭りで見た吉田さんのおもらしは僕の夜のお供として長きにわたって活躍してくれた。そして中学卒業を控えたときに起きたあの事件は、大人になった今でも同級生が集まれば話題になる・・・。 卒業式の予行演習のことだった。本番のよ...
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【粗相の記憶】第4話:隣町の夏祭り

年上である5年生のおもらし敗戦処理の姿を見たことで「女性のおもらし」が性癖であることを自認した。人よりも少し成長の早かった僕は、中学1年の半ばには精通していた。その日に見えたクラスメイトのパンチラなんかもオカズにしていたが、専らあ...
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【粗相の記憶】第3話:自我

“おもらし母娘”の姿は、まだ性に目覚めていなかった僕に何かしらのことを植え付けたのは間違いないだろう。当時の僕は小学生だったが、低学年であれば学校の中でもおもらししちゃう子が出てくる。他のクラスから漏れ聞こえる“おもらし”という噂...
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【粗相の記憶】第2話:お迎え

あのお客さんまでで終わりかな・・・・ 14時を過ぎた店内には、ゆっくりと咀嚼する初老の男性だけが残っていた。近くの会社の重役さんなのだが、庶民的な方でよくうちの店を利用してくれる常連さん。あまり話をしたことはないけど・・・。...
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【粗相の記憶】第1話:記憶の扉が開くとき

強い夕立はあがり、さっきまでの熱気が穏やかになった。自宅兼用となる小さな定食屋は、近年の感染症流行がきっかけで苦しい経営状態だった。もともとわずかな黒字のもとに成り立っていた店だが、ここ数年はギリギリ保っている状態。世の中は、日常...
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