【幼いころのあこがれ】第6話:クラスのアイドル

【シリーズ】幼いころのあこがれ

小学校の中で、本格的にお兄さん・お姉さんと意識するのは何年生からだろうか。

私は5年生、いわゆる高学年という枠組みに入った時だったと思う。

4年生の時点で年上よりも年下の方が多くなるわけではあるが、

5年生あたりから運動場よりも教室で休み時間を過ごす時間も増える。

友達との会話も、4年生のころまでは、

ただただ思ったことを口にしてはしゃいでいたが、

5年生になると嫌味や陰湿な表現も増えてくる。

女子通しの仲間はずれなどはその最たるものだろう。

5年生になり、2度目のクラス替えが敢行される。

4年生のころに仲の良かった子たち数名と同じクラスとなり、

クラス発表の時間を終えた私たちは、お互いに「よかった~」と安堵していた。

周りの様子を伺うと、同じような会話をしている。

小4~小5にかけてのクラス替えでは、誰と誰が仲がいいなど、

先生たちの配慮もあらわれるのだろう。

新学年となり、授業やクラス活動が動き出す。

そしてわかった。

クラス替えの配慮は、私たちのクラスにおいては悪い方向に作用していた。

新しいクラスがスタートした段階で、すでにいくつかのグループにわかれている。

すでにグループが固まった状態だ。

男子はグループの垣根を超えて、昼休みになればサッカーやバスケをともにする。

最初に感じていたグループの壁は日がたつにつれて薄くなっていく。

だが、女子は違う。

お互いに相手のグループを認めようとしない。

敵対関係にあると認識したグループの子が、

学校に持ち込んではならないものを持ってきていれば先生にチクる。

休み時間にはお互いのグループに対しての陰口合戦。

2つ3つのグループが結託し、特定のグループを無視する。

女子=怖い

小5あたりからこのような認識を覚えた人も少ないのではないだろうか。

私は、小3・小4で同じクラスだったあーちゃんも同じクラスになった。

あーちゃんはクラス替え後、

早いうちからリベラルな立ち位置を築くことができており、

クラス内で温和な子たちのグループに所属し、

男女問わずどのグループに対しても、やさしく笑顔で応じていた。

そのため、ぎすぎすするような関係とは無縁で、

卒業時まで実害を被るようなことはなかったように思われる。

小3からの馴染みということもあり、私はときどきあーちゃんとおしゃべりをする。

それなりの仲でもあり、時には放課後に話が盛り上がって

帰宅が遅くなるようなこともあった。

そんなあーちゃんとの会話の中で、

私は女子のグループやそのパワーバランスを教えてもらっていた。

あーちゃん曰く、一番怖いのはバレーボールクラブの

次期キャプテン候補№1のみかを筆頭とする、

みか、さき、つかさ、あゆみ、ふみかのグループ。

そしてここと敵対するのが、

ひとみ、あゆか、まき、ゆいなのグループと、

しゅうかあかね、りんのグループとのことだ。

わかりやすく例えると、みかを筆頭とするグループはいわゆるギャル系。

勉強よりも遊ぶことに興味があり、また、5年生にしては言動がませている。

対してひとみのグループはまじめで、“ちゃんとしない”ことを嫌う。

そのため、この2グループが敵対している。

あれ?しゅうかたちは?

ここはまた特殊なグループのようで、

しゅうか・あかね・りんの3人ともに

4年生までの間にいじめや喧嘩が原因で

みかグループの誰かしらと不仲であるとのこと。

“敵の敵は味方”としてグループの結束を生んでおり、

みかグループとひとみグループが衝突しそうな時には、

必ずひとみグループを加勢する。

2週間に1回ほどのペースであーちゃんとの放課後おしゃべり会は開かれていたが、

そのたびに私はゴシップに対す興味と恐怖心を抱えて帰宅していた。

そんな女子グループのパワーバランスが変化する。

ある秋の日のこと。

文化祭に向けて、私たちはクラスの出し物を準備していた。

うちのクラスでは何をしたかは覚えていないが、

グループに分かれて業務分担しており、各グループごとに何かを作成していた。

みかグループが床に広げた模造紙を中心とした円になり、何かを書いている。

私の位置からはあゆみの背中が見えている。

しばらくすると、それまでの体勢に疲れたのか、はたまた集中力がきれたのか。

5人の姿勢がどんどん崩れていく。

とうとうあゆみはうつぶせのように寝そべってしまった。

この体勢がまずかった。

あゆみは私に背を向けた位置から、そのままうつぶせに似た姿勢となる。

すると、スカートの入り口は私の方を向いた。

あゆみは自分がどのように見られているか気づいていいない。

体勢は変わらないまま、あゆみのひざとひざの間隔は少しずつ広がっていく。

そして、その時がきた。

あゆみのスカートの奥から、

白いパンツが姿を現した。

あゆみの白いパンツには、

中心部にかけて、少ししわが寄っている。

細身のあゆみだからこそ生じるそのしわは、

露わにしたその白い下着に、

よりいやらしさを加えていた。

5年生ともなれば男子にも

パンチラ=エロいもの

という認識を持つ子が増える。

私のモノも、あゆみのスカート内にむくむくと反応していた。

私の隣りにいたしょうが、話しかけてくる。

「あゆみさんのパンツ、見えちゃった」

しょうは私よりもまだウブだった。

顔を赤らめながら、なんどもチラチラとあゆみのパンチラを見ていた。

私はしょうに

「そうだね」

と一言だけ返事し、

じっくりとあゆみの

しわのよった白いパンツを見続けていた。

数日後、突然としてあゆみが、みか達から無視され、会話に加えてもらえなくなった。

先にも述べたが、あゆみはみかグループの一員だ。

某あーちゃんという情報筋によると、

どうやら同じくみかグループの一員であるさきの好きだった男子が、

あゆみのことが好きだと発覚したとのこと。

なにを隠そう、その男の子とはしょうのことだ。

しょうはあの日をきっかけに、あゆみに恋をしていた。

あゆみはしょうに対して、特段意識はなかったが、

それが原因で「さきを傷つけた。あゆみ、ひどい」と

急にグループからハブられたのだ。

少女漫画や小学校を舞台にするドラマでは、何度も用いられた設定ではあるが、

現実として目の前で繰り広げられると、クラスの全員が恐ろしさを感じる。

ただ、ハブられたあゆみには同情する。

ビビりだった私は、日ごろからみかのグループに近づくことはしていなかった。

なにか絡まれても怖いので、視線をこの子たちに向けることもなかった。

また、このグループ全体の顔面偏差値は低かったため、

パンチラ大好き人間の私をもってもしても、

女子としての興味を持てなかったのだろう。

その中で、あゆみだけは違った。

あゆみひとりでグループ全体の顔面偏差値を大幅に上昇させている。

ある男子は「うちのクラスで、いや、この学年で一番かわいい」と豪語する。

私の知っている限りでも、

このクラスであと3~4人はしょうのように、あゆみのことが好きである。

私はとくに好きではなかったが、可愛いということは否定できなかった。

あゆみは男子のなかで、クラスのアイドルだった。

そんなアイドルが人目を気にせず無防備となり

パンチラを披露したのだ。

それも、しわの寄り方がエロいパンチラシーン。

しょうが女性として意識するのも無理はない。

可愛いあゆみが、顔の魅力が乏しいさきよりも好かれるのは、

まぁ当然のことであり、それが理由でハブられることには同情した。

急にひとりぼっちとなってしまったあゆみは、

休み時間のたびにどう過ごしていいか分からず困惑している様子だった。

昨日まで自分が所属していたグループは、日ごろから敵を作っており四面楚歌。

日常的に会話をする男子もいたが、男がらみでハブられたため、

あらぬ火種を生まないためには男子との会話するわけにはいかない。

あゆみはこの日、誰とも会話をせずに一日を終える。

翌日、いつも通り始業時間ぎりぎりに登校した私の目に、

また驚く光景が飛び込んでくる。

いつものように、各グループごとにまとまって談笑する教室内で、

みかグループがしゅうかグループを見ている。

睨んでいる。しゅうかグループは4人いる・・・。

4人?

いつもは3人組のはずだが、

いま、

そこにあゆみが加わっており、

4人で笑いながらおしゃべりをしている。

しゅうかグループはもともとみかたちの被害者だ。

昨日、私たちが知らない間にあゆみを自分たちのグループに

同じ被害者として誘い込んでいたのだった。

昼休み。

しゅうかたちはひとみグループの輪に向かう。

しゅうかとひとみが少し話をしたのち、

両グループの全員で楽しそうな談笑がスタートする。

その輪には、あゆみもいた。

その様子に苛立ったみかたちが、近くにいた男子グループに話しかける。

だが、男子からしてみればアイドルであるあゆみを失ったみかグループに興味はない。

いつもギャーギャーとうるさいこの集団は、むしろ怖いだけだ。

その日を境に、クラス内の勢力図が変化した。

どれだけみか達が粋がった発言をしても、

ひとみやしゅうかたちに抑え込まれたり無視される。

男子も見方をしてくれない。

これまで幅を利かせていたみかたちは、突如として肩身が狭くなる。

みか・さき・つかさ・ふみかの4人があゆみたちを睨みつける。

その視線に気づいたあゆみは反応しなかった。

だが、そのあゆみの横で、しゅうか・あかね・りんの3人がみか達に笑顔を向ける。

嘲るような笑みで。

たった一度のパンチラが、女子の勢力図を塗り替えていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あゆみ」のパンチライメージはこちら

エラー|PALPIS(パルピス)
あなたにぴったりなコンテンツを。画像のダウンロード販売・購入ができるマーケットプレイスです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コメント

18歳以上ですか? 当サイトはアダルトコンテンツを含みます。 18歳未満の方、または高校生の方はご覧になれません。
タイトルとURLをコピーしました