立ち並ぶオフィスや商業施設の中央に位置する中央公園には、日ごろから多くの人が集う。お昼時になれば公園の近くで働くサラリーマンやOLさんの姿が多くなる。今日のように晴れている日であれば、人の出入りも多くなる。
達郎は、公園の一角に腰を下ろして、行きかう人たちを眺めていた。
大学生となってすぐに挫折した。
友人関係がうまくいかず、次第に大学には通えなくなっていた。友達作りのために進学したわけではないが、居心地の悪い空間に身を置くことを体が拒絶してしまう。一緒に暮らしている親には心配をかけまいと毎朝家を出ているものの、こうして公園で時間をつぶす日々を過ごしていた。
達郎の腰を下ろした位置から10メートルほど離れた大きめの石には、スーツ姿でパンをかじりながら電話をしているサラリーマンの男性が腰を下ろしている。昼食も適当にとるほどに忙しく働いているのだろう。
その男性と向かい合うように木製のベンチに腰をかけているのはパンツスーツ姿の若めの女性。こちらは小さめのパソコンを開いてキーボードをたたいている。
どちらの人も、20代前半くらいで自分とあまり年齢が離れているように見えない。
だが、バリバリと働いている。
数年後、自分があの人たちのように働いている姿はまったく想像できない。それだけに、達郎の目には彼らがまぶしく映っていた。
なんで自分がこんなことに・・・。
あれは、本当に不慮の出来事だった。
進学した大学では少ないながらにも数名の友人をつくることはでき、それなりに楽しく過ごせていた。
あの日、普段講義を行っている教室が設備改修のために使えなくなり、使い慣れていない講義棟の上層階で講義を受けることになった。その講義棟の1階、エレベーター前には多くの人が並んでいて、とてもじゃないがエレベーターに乗れる状態ではなかったため、階段で講義室まで向かった。
高校を卒業してから運動する習慣がなかった達郎は、すぐに息を切らした。
あとどれくらい登ればいいのだろう?
そう思って上を見た瞬間だった。
達郎の目の前を歩いていた希美(のぞみ)のスカートの中が見えてしまった。
クリーム色で裾にかけて広がっていくスカートがふわっと揺れていた。
そのスカートから水色でテカテカとしたパンツが見えてしまった。
坂道系のアイドルグループにも入れそうで、それでいて清楚な雰囲気の希美さん。
そんな彼女のパンチラに目を奪われたことが致命的だった。
「ちょっと、なに覗いてんの!!」
希美の隣りを歩いていた麻帆(まほ)が急に振り向き、僕に声を荒げてきた。
その大きな声は階段を登っていた全学生の耳に届いた。
女子学生のスカートの中を覗いていた人間
またたくまに話は広まり、学生課からも呼び出しを受けて事情聴取となった。当然、ありのままを正直に話しても疑いの目は晴れず、厳重注意処分を科したと大学のポータルサイトにも告知が載ってしまった。
その結果、大学で居場所をなくしてしまい、進学してわずか2か月で不登校となった。
バリバリと働くサラリーマンのような明るい将来が想像できないまま、時間だけを浪費していた。
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暖かい日差しと冷たい風。
春を待ちわびる公園の木々はまださみしいが、小さなつぼみを付けるようになっていた。この公園に、達郎の姿は見当たらない。
オフィスビルの一部屋から達郎は公園を眺めていた。
大学に通えていなかった達郎。当然、必要な単位を取得できていなかったため成績発表のタイミングで親にカミングアウトした。だが、成績発表だけが理由ではなかった。
あの日以降、達郎は公園で腰を下ろす場所を変えた。
あのサラリーマンが腰を下ろしていた石。
正面にはいつも、あのOLさんがいた。
女性は若いながらに起業した社長さんだった。その女性に誘われ、達郎は秘書として働くようになった。
女性はいつもスーツ姿だったが、パンツスーツとスカートを日替わりで履いていた。
女性がスカートを履いている日には、ベンチに腰をかけていると女性のスカートの中が見えていた。
ストッキング越しに見える女性のパンツは白や水色、ピンクといった明かるい色が多かった。これが黒やグレーならばスカートの裏地と同化するため、はっきりとパンツだとは認識できない。
だが、紺のスカートの中から真っ白な物や、それに類するような水色やピンクが見えてしまえば、男ならば“パンチラした”と思わざるを得ないだろう。
初めて女性のパンツが見えてしまった日以来、達郎はすっかりその明るい色の布に魅了されてしまった。
「達郎君、そろそろいいかな?」
内線電話を受け、社長室のソファーに腰をかけ、ローテーブルを挟んで面談をする。
社長は達郎の仕事を褒めているのだが、その言葉は達郎の耳には聞こえていない。
「もう・・・・」
社長の呆れたような声が耳を通り抜けながら、達郎はあの日のことを思い出していた。
「いつも人のパンツばっかり見てないで、社会人らしく働いたら?」
木製ベンチから立ち上がってまっすぐに達郎のもとに来た女性は、周囲には聞こえない小さな声で言葉をかけた。その語り掛けには動揺したが、大学生徒は違う配慮のある語り掛けだった。それが暖かく感じた達郎は不覚にも涙を流した。急に目の前の男の子が泣き出したことに驚いたが、女性は達郎が経験したことをしっかりと聞いてくれて、自身の会社に誘ってくれた。
彼が立ち直るためには自分のパンチラなんて安いもんだ
社長は少し呆れながらも、その視線を受け入れている。そして、わざとらしく膝と膝の隙間を広げる。
面談中にもかかわらず、スカートの奥からはストッキング越しの白いパンツが顔を覗かせる。
約30秒後、わざと開かれた膝のスペースは、勢いよく閉じられた。
慌てたような表情を見せた達郎だが、社長は笑っていた。
彼女は、達郎の成長を楽しみにしていた。
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