彼女だけの理由

おもらし小説

学年集会の開かれた武道場で、注意深くしゃがむ女の子がいた。
顔立ちがまだ幼い中学1年生の同級生の中では背が高く、目鼻立ちのくっきりとしている明日香は、大人びた雰囲気を持っていた。
ひときわ目立つ存在で、入学式からわずか数か月しか経過していないにもかかわらず、すでに4回も男子から告白されていた。
そんな明日香の近くにいる男子たちは、集会の時には決まって彼女の方にちらちらと視線を向ける。

この学校の厳しい教員たちは、授業や集会時の座る姿勢にまで注意をつける。男女問わずに、きっちりと体育座りをしていなければ、語気を強めて指導する。
体育座りでもしっかりそのものが見えないよう、明日香はセーラー服のスカート背面側の裾をぴったりとふとももに巻き付けてガードしている。周囲の女の子はそんなことまではしていない。そのものが見えてしまわないように、最初から体操服の短パンをスカートの下に履いている。

「明日香は短パンを履いていない」

そのことが明らかになったのは2か月前だった。
明日香の後ろに座る女の子が、集会が始まる前にふざけて彼女の肩をうしろにひっぱり、リクライニングさせた。
そのことで、ふとももに巻き付けたスカート背面を押さえる手が緩んだ明日香は、周囲の男子に真っ白なパンツをお披露目してしまった。

しまった!と思ったが時すでに遅し。
男子たちがコソコソと話をしている。
そして、自分のスカートにそれまで以上に視線を感じる日々が始まった。

この日の集会でも、明日香は細心の注意をはらいながら、武道場の床に座り込んでいた。

・・・・・また・・・見てる・・・

話をする先生が交代するタイムラグ。
そのたびに、近くに座る男子たちの視線が来るのを感じる。
とくに斜め前に座っている宇喜多くんは、必ずと言ってもいいほど、毎回パンチラをその目に収めようとしていることがはっきりとわかる。
万が一見えてしまったときのために、無難な真っ白なパンツを履いているが、それでも見られないに越したことはない。

集会の時間は、いつもナーバスになってしまう。

明日香だって・・・・短パンとか履けばいいことくらいわかっている。

でも・・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ほんと、最悪。
 今日も男子たちがずっと見てたんだよ!」

もうすぐ19時になろうとする時間なのに、セーラー服姿のまま我が家を訪ねてきた少女が、僕の部屋に入り浸ってストレスを爆発させている。

「短パン履けばいいじゃん」

漫画に目を向けたまま返答する。

「履きたいよ!いじわる!!
 履けないの知ってるくせに!」

住宅地にある押しボタン式信号のある交差点を挟んむそれぞれの家で僕らは育った。同い年で、小さいころからよく一緒に遊んでいたいわゆる幼馴染である明日香は、なにかあれば僕の部屋に入り浸って、そのストレスを発散していく。

彼女も年頃だ。旧知の彼女のストレスの捌け口となるのは幼馴染としての務めなのだろう。

「ってか、俺には見られていいの?」

「え?」

「お前、現在進行形で丸見えだぞ」

「あ・・・、お見苦しいものを・・。
 でも、拓海はわたしのパンツ見えても
 今さら気にしないでしょ」

明日香には悪いが、僕だって年頃の男の子だ。女の子のパンツが見えそうになっていれば敏感に目が反応してしまうし、追ってしまう。そして、見ることができたパンチラを思い出してオカズにする夜もある。

明日香のパンツは出会ってからの約10年間で何度も見てきた。それでも現状、明日香の真っ白な綿のパンツを見た僕の下半身は固くなってしまっている。

「お前な・・・・」

“当たり前だ”と答えれば嘘になるし、“そんなことない”とも言えない。呆れたようなふりをして答えるしかなかった。
中学生にもなってパンチラガード用に短パンなどを履かない明日香だが、変わり者という訳ではない。むしろその見た目通り、同学年のどの女の子よりもしっかりしていて大人っぽい。
でも、明日香は悩んでいた。本当は自分だって他の子みたいに・・・そう思っているはずだ。

小学5年生の夏休みのある日だった。
この部屋で明日香と二人でゲームに熱中していた。
暑い日で、タンクトップのようなシャツと膝よりも短い丈のスカートで遊びに来ていた明日香。
ゲームの合間に僕の視線が一点に注がれたことに気づいた明日香。

「残念でした~。短パン履いてました~」

おちょくるような言い方だった。

「拓海さ~、しょっちゅう私のパンツ見てるけど、最近なんか見られるの嫌になってきたんだよね~。パンツ見たかった?残念だったね~」

「べ、別に見てねぇし」

嘘だ。

毎日明日香のパンツを見ていた。
それまで明日香はパンチラすることをあまり気にしていなかった。
クラスの女子たちも、パンツが見えないように短パンやスパッツを履く子が増えていたが、明日香もこの日から短パンを履いていて、少し悲しくなった。

「えぇ?嘘だ~。いままで絶対私のパンツ見てたじゃん」

「見てねぇよ。いいから次のゲームするぞ」

そんな時間を過ごしていた。
冷房をガンガンに利かせていた部屋。
飲み干したジュースの入っていたグラス。

明日香に落ち着きがなくなってきた。
さっきから、どこかそわそわしているようにも見える。
トイレかな。
まぁ、そのうち勝手に行くだろう。
あまり気にせずに、目の前のゲームに集中するが、明日香の操作するキャラが次第に精度を欠いていく。
画面に“LOSER”の文字が並ぶ。

「ちょっと、明日香!ちゃんとやれよ~」

と僕が彼女を責める言葉を出した途端、

「ごめん!トイレ」

そう告げて、明日香は座布団から立ち上がり、小走りで部屋を出ていった。

おいおい、そんなにギリギリだったのか・・・と呆れた。
今のうちに飲み物も補充しておくかと思い、僕も二人分のグラスを持って部屋から出た。

僕の部屋のすぐ隣りがトイレになっている。

部屋から出た僕は、トイレの扉が閉まりきっていないことに気がついた。

いま・・・・
明日香があそこでおしっこをしているのか?

見えてしまうんじゃないか?

でも・・・見たらバレるかも・・・

いや、こっそり近づけば・・・・

幼いながらに持っていたスケベ心を押さえられず、その隙間から覗いてしまった。

トイレを覗いて見えたのは、明日香の後ろ姿だった。スカートをまくりあげてはいたが、短パンは履いたまま。
腰をくねらせながら、明日香はおヘソの近くにあるひもをほどけずに必死に迫りくる尿意と戦っていた。

「やばい・・・やばい・・・」

時折小さい声が聞こえた。

「たくみ~、助けて!!」

彼女がトイレから僕を読んだ。

覗いていたことがバレたらまずいと思った僕は、とっさに扉の陰に隠れ、扉を開けても大丈夫か確認してからトイレの中に入った。

「ひもが・・ひもが・・・
 ほどいて!お願い!!」

僕の顔を見るなり懇願する明日香。
その顔から、彼女がどれだけ我慢をしているか、そしてどれだけ焦っているかが伝わる。
ひもは固く結ばれていたが、冷静になっていればほどくのは難しくなかった。

「よし、とれた!」

僕の言葉と同時に、

じゅぅぅぅぅぅううううおおおおおおおお~~~~

という音が短パンの奥から聞こえてきた。

そして、短パンの両足の裾からは勢いのある黄色い水流。
トイレマットを敷いていない床に跳ね返った水が、僕の足にもあたる。

明日香は両手でスカートをまくりあげたまま、見開いた目で自分の股間から下を見ていた。
トイレを眼前にしながらすべてのおしっこを出し尽くした女の子は、そのままへたり込んでしまい、短パンだけでなくスカートまでも水たまりに浸し、

「見ないで・・・」

と小さく告げたのちに泣き出してしまった。

ひどく落ち込んだ明日香は、一人で後始末することができなかったため、濡れた部分を拭いたり、汚れた衣類を取り替えたりというのは僕が手伝った。紺の短パンはより濃ゆく色を染めて、短パンと同様に紺で無地のパンツは股間からお尻の部分だけを濃い紺にに染めていた。

小学5年生にもなっておもらしをしてしまった明日香。ズボンが脱げずにトイレを目の前にしておしっこを漏らしたことで怖くなってしまったのだろうか。

彼女はその日以降、体育の授業時間を除いてズボンの類を履かなくなった。
学校に来るときも毎日スカートで過ごすため、かつて彼女が語った

「見られるのが嫌」

なはずのパンツがしっかりと見える日もあった。

でも、いつまでもそんなことは言ってられない。

その1年後。
6年生になってからの夏休みだった。

「あれ?明日香・・・」

僕の家に訪ねてきた明日香は、デニムのショートパンツ姿だった。

「これ、この前の誕生日プレゼントで買ってもらったんだ」

「明日香・・・もう、大丈夫なのか?」

「もう1年も前のことだよ。
 いつまでも気にしてないよ~」

そう笑って、自らのおしゃれな姿を楽しんでいるような明日香だった。

“明日香ちゃんも一緒にごはん食べに行こうか”

うちの母親からの誘いに明日香も応じた。

向かったのは国道沿いにあるハンバーガーショップ。ドライブスルーではなく、店内でセットメニューを注文し、ハンバーガーとポテト、そして大量の氷が入ったドリンクを飲み干した。
通常ならこの店から自宅までは車で20分程度。
だが、事故が起きていたようで思うように車は進まなかった。
そんななか、明日香が小さい声で僕に話しかける。

「トイレ・・・行きたい」

その声が聞こえた母も、なるべく早くと思い、無理な割り込みを繰り返しながら車を前に進める。
渋滞を抜けて、家までは残りわずか。
あとは家の前の交差点を超えるだけだ。

だが、こんな時に限って普段はフリーパスの押しボタン信号が歩行者側を青にしていた。

信号待ちの時間はわずか30秒程度だったが、この30秒が結果を変えた。

家の前に車を停めた母が、家のカギを僕に渡し、明日香とともに下車させる。
家の扉を開け、靴を脱ぎ、急いでトイレへと向かう。
僕はトイレに用はないが、なぜかそこまで付いて行ってしまった。
トイレの扉を閉める余裕もなかった明日香はトイレの前に立ち、ショートパンツのホックとなるボタンに手をかけた。

だが、力を入れ過ぎたその手がボタンを空振りした。

その瞬間

あの時と同じ音がショートパンツの奥から聞こえてきた。
健康的な足を伝って床に流れていく水流は、その着地点で大きな水たまりを作っていく。

ややがに股でショーパンに手をかけたまま、明日香はおもらしを継続するしかなかった。

夕方。

コンビニ行こうと思って通りかかった明日香の家の庭には、デニムのショーパンと、ピンクのパンツが干されていた。
そのピンクは小学生が穿くものとは思えないような光沢があり、夕日を反射していた。

あの日以来、明日香がズボンを履くことはなかった。ズボンが脱げずにおしっこをもらしてしまう。
1回だけならまだしも、2回も漏らしてしまった。
それも、5年生・6年生という、通常ならばおもらしとは縁のない年齢で。
その年齢以上に大人びた下着を身に着けていたうえでの大失態だった。

パンツを見られたくないはずの明日香が、パンチラガードのために短パンやスパッツを履くことができないのは、高学年になって犯してしまった二度のおもらしがトラウマになっていたことに所以する。

ガードを履くことのできない明日香はそうして自身の履くパンツを目の前の僕に見せている。
漫画に目を向けていた僕のわずかな視線の動きに明日香が反応する。

「そんなにパンツって見えたらうれしいの?」

ドキッとした。
チラチラと視界に入るパンツに視線を向けていたことがバレていた。

「いや、それは・・」

明日香の顔を見る。
彼女の視線は僕の顔に向いていなかった。

明日香の目は、もっと低い位置。

「あっ」

思わず僕は背を向けてしまった。
固くなって膨らんでいた股間に、明日香の視線が注がれていた。

「そうだ、拓海~。
 明後日ってなにか予定ある?」

明後日は日曜日だが、部活にも所属していない僕には何の予定もなかった。

「じゃあ、昼の1時に私の家に集合ね」

久しぶりの明日香の家。
なにがあるのか内心、少しウキウキしていた。僕の部屋でおしゃべりをするのはほぼ毎週のことだが、明日香の家にお邪魔するのは何年ぶりだろうか。
少し緊張しながらインターフォンを鳴らす。

玄関から出てきたのは明日香だった。

「おじゃましますぅ。。。
 あれ、おばさんたちは?」

「言ってなかったね。
 今日は里美のバレーの試合で、
 私しか家にいないの」

里美というのは小学5年生の明日香の妹だ。

「で、今日は・・・・」

「今日はね、いろいろ見せてあげようと思ってさ。はい、どうぞ~」

そう言われ、明日香の部屋に通された。

????

「はい、まずはどれがいいですか?」

「何これ?どういうこと?」

扉を開いた明日香の部屋には、様々なお洒落な服が並んでいる。

そして・・・

「今日は私のファッションショーへお越しくださいましてありがとうございます」

ふざけて丁寧な言葉を使う明日香。

明日香は小さいときからお洒落が好きだった。小さい頃もこうやってファッションショーが開かれる日もあったなぁ・・・。

幼少期を思い出して、少し楽しくなってきた。

「じゃあ、こっちのから・・・」

「かしこまりました。
 少々お待ちくださーい」

そう言って明日香は僕が指さした衣類を手にして隣の部屋移り、着替える。

「じゃあ、お願いね」

明日香から手渡された彼女のスマホで、着替えた明日香を撮影する。

「上手に撮れてるじゃん。ありがとうね」

時折画面をのぞき込む明日香。

「ねぇ、拓海のカメラでも撮ってよ~」

僕もスマホは持ってきているが、幼馴染のファッションショーを撮影することは考えていなかった。

「いや、俺のではいいよ」

「いいから~。最近は男子からも告白されちゃうような可愛い明日香ちゃんのおしゃれな姿だよ。他の子たちがうらやましがって、クラスの中心になれるかもよ」

おちょくる明日香の言葉。

「しょうがねぇな・・・」

呆れたふりをして、自分のスマホでも撮影を始めた。

「そうこうなくっちゃ」

笑顔の明日香が、ポーズを決めてくる。

明日香は日ごろから絶対にズボンは履かない。ズボンの類のものを履かない理由は・・・・もう、いいだろう。

いま撮影している服もだが、この後に披露されるであろう控えにもスカートが並んでいる。

そして・・・・

新しいポーズをとるためにしゃがんだ明日香のスカートがこちらを向いた。
真っ白なデニムミニの中には、スカートと同じ真っ白なパンツが見えていた。
こんなチャンスを逃すわけにはいかなかった。
スカート内から見えたものに、僕はスマホのレンズを合わせた。

2着目。
次に明日香が来たのは、水色のワンピースだ。清楚なお嬢様のように見える服装で、さきほどとは違う上品なポーズをとっていく。
だが、このワンピースでも明日香は床に座ったポーズをとった。
ワンピースの奥が見える。
ワンピースから見えた布は、白い布地だったが、薄い緑の線で格子状の柄が入っていた。

さっきデニムミニから見えたのもチェック柄だったのか?

僕の頭に疑問符が付く。

3着目。
グレーのロングTシャツは胸元に夢の国のマスコットのシルエットがでかでかとプリントされている。下はカーキーのフレアなスカート。テーマは「近くのコンビニに行く女子大生」とのことだ。
ポーズをとる明日香が、例のごとくしゃがみ込んだ。
さっきの僕の疑問の答えがはっきりとした。
カーキーのスカートの奥に、さきほどとは全く違う、黒地の星柄のパンツが現れた。
白で塗りつぶされた星や、外枠だけ白い線で型どられた星たちが無数に散りばめられる。

明日香は、服を変えるのと同時に、下着も取り替えていた。

水色と白のボーダーポロシャツを着た時には、オレンジと白のボーダーパンツ。

白いブラウスと黒のフレアスカートの時には、白地に青の水玉パンツだった。

衣装が変わるたびに、明日香はそれまでとは違うパンツを見せてくれて、その都度、そのパンツたちは僕のスマホカメラに収められた。

「さぁ、次が最後だけど。。。
 たくみぃ、ちょっと付いてきて」

明日香に連れてこられたのは隣りの部屋だった。

「次で最後にするからさ~。
 なにが似合うと思う?」

さっきからずっとニヤニヤしている明日香。

彼女が部屋の扉を開くと、男子が堂々と見てはならないものが並んでいる。

「ちなみに・・・
 さっきまでのはこっちにあるんだけどね」

そこには真っ白なもの、チェック柄のもの、黒地の星柄のもの、ボーダーのものが並んでいた。

「よく見て好きなの選んでいいからねぇ」

「ちょっと、そんな・・・」

「いいから!ね」

戸惑ったが、目の前に女の子のパンツがこんなにも並ぶことはこの先にも起こり得難いことだろう。

「・・・もう」

いつものように呆れたふりをしながら、まじまじと見ていた。

これは・・・

一見すると真っ白だが、パンツと同じ白い糸でハート柄が刺繍されている。男の僕でさえ、可愛いと思ってしまった。

「それかぁ・・・
 その辺のは里美のなんだよね」

なんだと???
明日香は自分のパンツだけではなく、妹である里美のパンツも並べていた。

「その箱から向こうにあるのは里美のだよ」

指をさされた箱の隣りには、りんご柄や市松模様、かわいいクマのパンツなどがあった。

どれも明日香のパンツと比べれば、少し厚手の生地でやわらかそうだった。

僕の目の前には

里美の物と言われたパンツが7枚

それ以外の明日香のものと思われるものが9枚

「・・・いっぱいパンツが見れて嬉しいみたいね?」

ニヤニヤの止まらない明日香。

その視線は僕の股間に向いている。

僕の股間はすっかり男性であることをアピールしていた。

可愛いパンツが並ぶ中、1枚のパンツが目に入った。

「・・・それがいいの?」

僕は無言で頷いた。

「じゃあ、着替えるからアッチの部屋で待っててね」

着替えを終えた明日香。

白いTシャツの下には、デニムのショーパンを履いている。

久しぶりに見たズボンの姿。

あの時とまったく同じ服装だ。

「この服では・・・写真は撮らないで欲しいな。
 でも、・・・・付いてきて」

明日香に連れてこられたのはお風呂場だった。

「さっきから・・・我慢してたの。
 ・・・・・・・・・・・・・見てて」

そう告げた明日香は目を閉じる。

ふーっと息を吐く。

じゅ・・・じゅじゅ・・・

じゅぅぅぅっぅっぅぅぅぅぅぅぅぉおおおおおおお

ショーパンの中の方から音が聞こえる。

そして数秒後には水が流れてくる。
明日香のショーパンからこぼれた水は、お風呂場の床に打ち付けられる。
一部始終を終えた明日香は、あの時のように真っ赤な顔をしている。

だが、その表情はあの時とは違う。

恍惚な表情

少しとろけたような目

そのまま、表情は笑顔に変わる。

「たくみぃ、えっち・・・」

これまで僕が目撃した失敗とは異なる。
意図的になされたことだった。
それでも僕の股間は最上に膨れ上がっていた。

「あの時みたいに、脱ぐの手伝って・・・」

言われるがまま、ショーパンのホックに手をかける。明日香のショーパンを下ろすと、そこにはピンクのツヤのあるパンツが現れた。

「あの時、このパンツでおもらししちゃったんだ。大人の人が履くようなパンツ履いて、ショーパン履いて、自分で大人になったんだって思ってたら、その日のうちに子供でもしないような失敗しちゃって・・・」

どう言葉をかけていいかわからない、

「あの時は恥ずかしくて、情けなくて、悲しくて・・・。
 でも、今日は違ったの。
 おもらししてるとこを拓海に見てもらって、すごくドキドキして・・・」

そう言いながら、明日香は手を差し伸ばす。

「拓海もこうなってくれて・・・」

大きく、固くなった股間を触れる明日香の手を振り払う気にならなかった。

明日香はそのまま僕のズボンに手をかける。

お風呂場の外にある脱衣所。

そこに放り投げられた僕のズボンとパンツ。

下半身をおもらしパンツ1枚となった女の子と、下半身を丸裸となった男の子が、そのまま抱き合った。

大きく、固くなったまま露わになった僕の物を濡れたままのピンクの布にこすりつける。

30分後。

「あれが・・・・拓海のこどもたちなんだね」

男子の身体で生成される液体を初めて見た明日香は、興奮した様子だった。

「たくみぃ・・・わたし、
  たぶん・・・もう大丈夫かも。
 こんなに気持ちよくなれるんだから」

次の月曜日から、明日香は制服の下に短パンを履くようになった。
パンチラを見られたくない明日香は、これで男子からの視線を一手に集めることをしなくて済む。

そして・・・

どちらかの家族が不在となる日。
僕らは家族には言えない楽しみを覚えていた。

恍惚な表情を浮かべる明日香。
それを見て興奮を覚える僕。

明日香はピンクのサテンパンツだけでなく、ときには里美に隠れて里美のパンツを履いたまま排泄をする。

濡れた里美のパンツはとても柔らかく、僕にも新しい扉を開いていた。

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