パンチラ小説

パンチラ(単発)小説

秋風

季節の変わり目というのは本当に注意が必要だ。いま、まさに身をもってそのことを感じている。これを読んでいる方々も、まずは最善の注意を尽くしてもらうようご自愛いただきたい。 僕もお母さんからは散々注意されていた。だが、ただ面倒だ...
パンチラ(単発)小説

トリック

「トリックオアトリート!」 玄関を開けると元気な声が飛び込んできた。 インターフォンの画面には小さな背丈の女の子が魔女の帽子をかぶった姿で映っていた。 「はい、どうぞ」 彼女の声に反応して、目線の高さを合わ...
パンチラ(単発)小説

無防備?

中学2年となり、クラスメイトの顔触れが変わったが、僕の所属するクラスではすでに多くの友達ができていた。 きっかけは美々さんと言う女子生徒。 すごくアグレッシブで、男女・陰キャ陽キャ問わずに話しかけては、相手の短所ではな...
パンチラ(単発)小説

夕焼けの記憶

社宅となっているマンションに入居して数日が立ったある日のことだった。 僕は独り身だが、転勤が当たり前のこの会社では、ファミリータイプの部屋が社宅として準備されている。 僕が入居したマンションも新しくはないがそれなりの広...
パンチラ(単発)小説

自分でも気付かなかった

いつもの地下鉄の駅。 券売機と改札の間には死角があり、そこに身を潜めながら今日もあの子が改札を抜けてくるのを待っている。 時刻は朝の6時40分。 この駅の近くには私立の女子校が1つあるくらいで、こんな早朝から駅を...
パンチラ(単発)小説

さよなら

全治2か月 入院期間は術後の経過観察を終える数日で済むとのことらしいが、その後もしばらくは動き回れないというのはつらい。 うかつだった。 大会直前の練習だったにもかかわらず、着地に失敗して他の選手の足首を踏んでし...
ショート小説

【ショート】外見

人は見かけでは判断してはいけない。 これから出張に向かう私は、空港のロビーで保安検査の列に並ぶか悩んでいた。搭乗時間まではまだしばらく時間がある。 慌てて向かう必要はない。 いま私が腰を掛けるベンチの真正面には、...
パンチラ(単発)小説

計略

「やばくない?マジで見んなよって話しじゃん」 ただ声がでかいのか、それともわざと聞こえるように言っているのか。ただ周りを見渡した時に少し目が合っただけだ。それなのに、ミツキたちは仲間内で僕宛の嫌味を語る。 中学に入学し...
パンチラ(単発)小説

嫉妬

「コウキくん、なにやってんの?」 上から降り注いだ急な声にコウキは驚いた。 これまでにそんなことはなかった。 声の主であるナナは、笑顔で話しかけているが、純粋な笑顔ではない。 どこか企みのあるような目をして...
【シリーズ】私立朱鷺留学園

私立朱鷺留学園:最終話 次の世代へ

※第11話はこちら。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「先生、根詰めすぎですよ。少し休みましょう。」 「いや、もう少しだけ・・・。」 「ダメです。40歳はもう立派なおじさんで す。適度に休まない...
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