無防備?

パンチラ(単発)小説

中学2年となり、クラスメイトの顔触れが変わったが、僕の所属するクラスではすでに多くの友達ができていた。

きっかけは美々さんと言う女子生徒。

すごくアグレッシブで、男女・陰キャ陽キャ問わずに話しかけては、相手の短所ではなく長所や趣味の話題を広げて、相手が自分のことを離す機会をつくる。

バラエティ番組風に言えば、回し役として活躍した彼女の功績により、会話の絶えない明るいクラスになっていた。

だが、彼女にも1つだけ欠点がある。

いや、欠点と言うか・・・・

「しん~、触らせろ~」

ほら。

来たぞ。

そのセリフとともに、彼女の手が僕の股間の方に伸びてくる。

「やだよ!俺は大事な人のためにとっておきたいの」

「え~、別にいいじゃん。減るわけじゃないんだから」

そう言って、わざと悲し気な表情を美々は向ける。

正直に言ってしまえば、僕は美々のことが好きだ。

“大事な人”というのは美々のことだ。

だが、シチュエーションだってこだわりたい。

こんな昼休みの教室のど真ん中で、男性としてのシンボルを触られてしまえば、各方面から大顰蹙を買うこと間違いなしだ。

美々の欠点と言うのは、下ネタに寛容というか、むしろ自ら発信してしまうことだ。

新喜劇の珠代ねえさんのように。

「そっか・・・しんは触らせてくれないんだね。こんなに私がお願いしてるのに。
 悲しくって・・・泣いちゃうかも知れないのに・・・」

「嘘つけ!その程度で泣く人間じゃねぇ」

「じゃあ・・・・亮二!」

「じゃあってなんだ!俺は二番手かよ!」

「へへっ。 でも、のりちゃんも触ってみたいでしょ?」

「!?わたし??
 いや、えっ・・・いやっ・・」

僕の隣りにいた亮二と、少し離れた席に座っていた紀子さんもも巻き込んで、アホなやり取りが繰り広げらる。

こんなやり取りが始まって早2か月ほどが経過している。

最初こそは、美々の言動にドン引きしている子も少なくなかった。だが、慣れと言うのは怖いものだ。

そんなノリを楽しみながら、午後の授業も過ごした。

「やべぇな。なにもしてねぇ・・・・」

今日は金曜日。

来週月曜日には、社会の時間で地元の町の歴史について、自分たちが調べたことをグループごとに発表することになっている。

そんなこと、すっかり忘れていた。

帰りのホームルームの時間に、先生からのアナウンスで思い出すことができたが、今日の放課後に残って準備をする程度のものでは許してもらえない。

「明日みんなでしんの家に集まろうよ」

ホームルーム後、美々が同じグループのみんなに提案する。

“なんで俺の家に”と思いたくなる気持ちもあったが、最悪なことに僕の家は学校裏門の真正面。

クラスの全員どころか、学校の全生徒が僕の家を知っていると言っても過言ではない。

拒んで発表に支障を来すわけにもいかない。

しぶしぶだが、了承するしかない。

「じゃあ、明日の13時にね。それまでは、各自で資料とか準備してて」

美々の仕切りのもと、その日僕らは解散した。

明日の準備のため、昇降口ではなく学校の図書室に向かった。

30分ほど資料をあさり、メモをとる。

メモの内容を整理していると、

「しんも残ってたんだ」

聞きなれた声がした。美々だった。

それからは、しばらくの間ふたりで作業をする。

ふたりで分担しながら行ったことで、僕が想定していたよりも早く資料の収集を終えることができた。

帰路・・・とはいえ、僕の家の前まで美々と一緒に帰る。

「明日、私少し早めに来てもいい?みんなが来る準備手伝うよ」

特に何を準備するんだとも思ったが、少しでも美々と一緒に居れるのならばそれは僕にとって願ったり叶ったりだ。

明日、12時には美々が僕の家に来ることになる。好きな女の子と少しでも長く一緒に過ごせることに心が躍り、帰宅後は必死に部屋の掃除に勤しんだ。

美々は時間よりも少し早く到着した。

昨晩のうちに終えることのできなかった部屋の片づけや掃除はぎりぎり間に合ったが、変なものが見つかる位置にないか確認ができていない。

ドキドキしながら、美々を招き入れた。

いつも見る制服姿ではない。

美々の私服姿を見るのは初めてだった。

白いブラウスシャツは丸くて大きめの襟があり、ループタイのような小さなリボンがついている。

ひざ下丈の紺のスカートは、ブラウスの上品さを際立てる。

日ごろから下ネタ連発する美々とはとても思えない清楚な私服姿だ。

美々が“昼食に”と買ってきたパンを一緒に食べて、部屋の小さなテーブルを折りたたみ、みんなを招き入れる準備をする。

部屋の中央には大きめの紙が3枚。

この紙に、資料から抜き出した記事を書き込んだり、プリントした写真を貼ったりして、発表用の資料を作成する。

「みんな、資料大丈夫かな。亮二とかちゃんと写真印刷してくるかな?」

フローリングの上に紙を広げながら、美々が不安そうにつぶやく。

「・・・まぁ、亮二も意外と“ここ”ってときは真面目にやるから・・・」

そう返事した僕の視界に、あらぬものが見えてしまう。

白くて上品なブラウス、そして紺のスカート。

その姿のまま、美々は紙を広げるためにしゃがんでいる。

僕にスカートの正面入り口を向けて。

紺のスカートの奥に広がる世界は、僕の部屋の中で明るく輝いている。

薄い水色をした・・・綿のパンツ。

綿パンだが、子どもの履くそれとは違い、生地はスマートで、しわもなく、きれいな姿を僕にアピールする。

美々は、学校ではいつもスカートの下にスパッツを履いている。

下ネタは言うものの、ガードは固い女の子だった。

「でもさ・・・・、亮二って・・・」

美々がその体勢のまま

水色のパンツを見せたまま会話を広げる。

もう5分以上、美々の水色パンチラが見えっぱなしになっている。

やばい。もう立ち上がることなんてできない。

少しでも立ち上がれば、僕の股間が大きく膨らんでいることは一目瞭然だ。

「さて・・・準備も終わったし・・・みんなはまだこないのかな?」

「どうだろう・・・もうすぐだとは思うけど。亮二なんかは基本的に5分前行動はするから。」

「そっか。じゃあ、いまのうちに・・・

 しん、さわらせろ~!!」

「“いまのうち”ってなんだよ!教室でもおんなじこと言ってるだろ! いままでも人の目なんて気にしてなかっただろ!」

いつもなら、ここで美々はわざと悲し気な顔をする。

だが、この時は違った。

ニヤっと美々は笑う。そして、

「でも、今は二人きりだよ。黙ってたら本当に触ったかなんてわからないよ」

「せっかくお嬢様みたいな上品な服着てるのに、何言ってんだ!」

僕は、触られるわけにはいかない。

大きく、固くなった僕の物は、パンツを見ていたことをバラしかねない。

「本当に・・・ダメ?ちょっとだけでいいから・・・」

甘えるような美々の声。

僕の理性が崩壊していく・・・。

「・・・す、少しなら」

美々の顔を直視できなかった。

すり寄ってくる美々。

「ねぇ、胡坐になって」

近づいてきた彼女は、少しでも触りやすくなるように僕の鼠径部を開脚させる。

ズボンの中央だけが膨らんでいる。

「・・・すごい、すごいね。男の子って、こんなになるんだね」

美々の手が、僕のものに優しく触れる。

ズボン越しだが、できるだけ根元から先端に向けてなぞるように、そして、ときおり握るように、僕の物に触れていた。

美々の視線もまた、彼女の手が握るそれに注がれていた。

「ねぇ、やっぱり触られると興奮するの?きもちいの?」

「・・・・うん」

それ以外の返事はできなかった。

女の子座りだった美々が姿勢を変える。

三角座りのようになり、改めて水色のパンツを丸出しにしながら僕のものに触れる。

美々の手・・・

美々のパンツ・・・

固くなっている僕の物がビクンと動いてしまう。

「すごい。すごいね。。。」

これまでに見たことのない、とろけるような目をしていた。

ピンポーン

インターホンが鳴った。

タイミング悪く、グループの誰かがこの家についてしまったようだ。

慌てるふたり。

2人は目が合い、照れたように笑う。

美々を部屋に残し、僕は玄関に向かおうとした。

美々は自分のカバンの中から何かを探していた。

来訪者を招き入れると、立て続けにメンバーが揃い活動をスタートした。

部屋の中央に置かれた紙には、

亮二が無事にプリントアウトしてくれた写真が貼られ、吹き出しや説明文を書き込んでいく。

「なぁ、美々っていっつも下ネタ言う癖に、ガード固いよな」

他の子には聞こえない声で、亮二が僕にボソッと話しかける。

僕と亮二の正面には、スカート姿でしゃがんだ美々が作業に没頭している。

そのスカートの奥には、学校でも見ていたスパッツが履かれていた。

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