誰にも知られていないと思い込んでいる女の子のお話

おもらし小説

「おい、お前・・・聞いてんのか?」

僕の席の前にドカッと座った女の子が怒気を含んだ顔で僕を覗き込む。

パッとしない僕は、クラスの男子からからかわれるようになると、次第にクラス全体からもいじられるようになった。
そして、面白い返しができなかったことで、いじられキャラからパシリへと転身していた。

「喉乾いたって言ってんだろ」

早口でまくし立てるのは唯さんだ。

170㎝くらいの高身長でありながら、50㎏に満たないであろうと思えるほどに細い。
短くした制服のスカートは、その細い足をさらに長く見せる。
制服の上に着るニットの袖を握るような着こなしはクールな雰囲気の彼女とはギャップがあり、とても可愛く見える。

髪はショートだが、伸ばした前髪は片目だけが隠れるように流している。
二重瞼のくっきりとした目に、薄い唇。

見た目はこれ以上はいないほどに僕のタイプだ。

「わ、わかったよ・・・」

購買に向かう僕は、自分のスマホを開いた。

メッセージアプリを確認する。

数人からメッセージが届いていた。

しょうがないか。

そう思いながらもニヤついてしまう。

「買ってきたよ」

「遅いなぁ・・・さっさと渡せよ」

「・・・お金は・・」

「は?建て替えとけよ」

「・・・じゃあ、これは渡せない」

「はぁ!?ふざんけんなよ・・・・
 お前、放課後いつものとこに来いよ」

僕を罵る大きな声に、クラス中が反応する。

クラスメイトの心の声がわかる。

みんながこっちを見ている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2か月前のことだった。

いつものようにパシられ、呼び出しを受けていた早瀬君。

唯ちゃんがあまりの形相で彼に迫るものだったから、何か事が起きてはいけないと思い、こそっと呼び出された場所が見えるように隠れていた。

自己紹介が遅れました。

この2年B組で学級委員を務める者でございます。趣味はSNSでつぶやくこと。
ゴシップなんかは大好物で、学校の裏掲示板なんかにもよく顔を出します。

クラスの中にはいつも不穏な空気があり、その中で何もできていないことに学級委員として罪悪感を感じていました。

帰りのホームルーム後、気になった私は足早に“例の場所”と呼ばれたところへ向かいます。

しばらくすると、学ランを着た人影が。

あれ?

ここに呼び出されていたのはいつもぼさぼさした髪型で、奥が見えないほど分厚いレンズの眼鏡をかけている早瀬君だったはず。

でも、いま現れた男の子はキリっとした目と眉。
くっきりと立った鼻は、ハーフのような顔立ちに見えるイケメンだ。

ここに来るはずの早瀬君とはまったく真逆のような人物。

頭が混乱してきた。

「お待たせ♪」

混乱している間に、女の子の甘えた声が聞こえた。

??

私の頭はさらに真っ白になった。

男の子の腕に抱き着き、その腕に執拗に胸を押し付けているのはまぎれもなく唯ちゃんだ。

腕を組んだまま、ラブラブな様子のふたりは裏門から消えていった。

どういうこと?

唯ちゃんが何か不謹慎なことをするために早瀬君を呼び出した・・・はず。

でも、その場に唯ちゃんは現れたけど、男性の方は見覚えのない人だった。

その二人が仲良く下校する・・・

もしかして、あれが・・・・早瀬君なの?

髪を整えて眼鏡を外したら、実は早瀬君は超絶イケメンっていうラブ系YouTube漫画動画みたいな展開なの?

でも、もしそうだとしたら・・・

唯ちゃんと早瀬君は実はラブラブで・・・、

でも、他の子に知られたくないから教室では高圧的な態度をとるように演技してて・・・

そう考えると、すべてがつながる。

普通に考えれば、唯ちゃんみたいなキャラならそもそも早瀬君の相手なんてしない。

それなのに、毎日何かと絡んでる・・・

次の日から私は早瀬君を注視した。

そして、とうとうその時が来た。

その日も早瀬君は唯ちゃんから放課後の呼び出しを受ける。
帰りのホームルームを終えて、私は今度は早瀬君の行動を追った。
早瀬君は教室を出ると、靴箱ではなく美術室の方に向かった。

人通りの少ない美術室前のトイレに入った早瀬君。
彼が入った数分後、トイレから眼鏡を外し、髪をかき上げたイケメンが現れた。

あの時の男性だ。

あの男性がトイレを後にしたのち、こそっと男子トイレに入ったが誰もいなかった。

やはり、あの人は早瀬君だった。
誰にも見せない姿を隠し持っていた。

こっそりと後をつける。

そして、例の場所では

「おそいよ~」

と、唯ちゃんの甘えた声。

すぐに腕をつかんだ唯ちゃんの頭を軽くポンポンと叩く彼。

唯ちゃんはとても嬉しそうだった。

とうとう掴んだ大スクープ。

クラスのいじめっこ・いじめられっこは仮の姿。

2人は愛し合っていた。

帰宅した私は、学校の裏掲示板にログインした。

次の日、唯ちゃんがまた早瀬君に何かイチャモンをつけている。
だが、二人を見るクラスメイトの目は、昨日までの憐みから好奇に変わっていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まさか、と思う現実を私は受け止められずにいた。

高2になって早々のこと。
下校時の電車がトラブルで緊急停車した。
電車の中に閉じ込められたまま時間を過ごした。
やっと動いた電車が最初に辿り着いたのは、私が利用したことのない無人駅。

ここで下車するしかなかった。

次の電車はいつ来るかわからない。
でも、私にはもう猶予がなかった。

よくわからない駅の構造で目的のモノを必死に探した。
やっと見つけることができ、駆け込もうとした。

だが・・・

私の膀胱はそこで限界を迎えた。

トイレの入り口を目の前にして、私の足元には水たまりが広がっていた。

水たまりの中央にあるローフォーも、紺の靴下もびしょ濡れだ。

高2にもなって、我慢できずにおしっこを漏らしてしまった。

ただただ、呆然としていた。

自分のしでかした失態を受け止められなかった。

そのとき、急に腕を引っ張られた。

「いいからついてきて」

同じ学校の男子生徒用の制服だった。

最悪だ。
同じ学校の子に見られてしまった。
明日には教室で“おもらし女”と指をさされるのだろう。

今日までは・・・自分で言うのもなんだが“クール系”として楽しい学校生活だった。
そんな生活も終わってしまうんだな。

うつむいたまま、腕を引っぱる手に身を委ねた。

無人駅の改札を出る。
駅の周りに人影はなかった。
3分ほど歩くと、一軒家に案内された。

「この時間、俺しかいないから安心して。
 まずは、シャワー浴びておいでよ。
 汚れたものは、洗濯しよう。
 乾燥機にかければ大丈夫と思うから」

シャワーを借りて、汚れと涙を落とす。

顔も見ていない男性の家に上がり込み、裸になるなんてとんでもなく無防備だとはわかっている。
でも、もうどうでもいいと半ば投げやりになっていた。
いい歳しておもらししてしまうというのは、それほどショックだということだ。

「ご迷惑、おかけしました・・・」

自分でも驚くほど小さい声だった。

「しょうがないよ。緊急停車だったし。
 俺も誰にも言わないから。
 言う相手がいないの知ってるよね?」

そう苦笑いした相手は、クラスを代表する陰キャ。
いつも私たちがからかっていた相手だった。

「でも・・・」

「大丈夫。って言葉だけじゃ信じてもらえないかもしれないけど、きっと大丈夫だから」

そう言ってくれる彼はとてもやさしい笑顔だった。

気がついたときには、私は彼の胸の中で泣いていた。
そんな私の頭を、彼はやさしく撫でてくれた。
特別な言葉をかけてもらったわけではなかった。終始無言だった。
それでも、私の頭を触れる彼の手から優しさが伝わってきた。

自分でも理由はわからないけど、たぶん本能的にそうしたのだと思う。

彼の眼鏡を外し、自分の唇を彼の唇に重ねていた。

「はい、乾いたみたい」

「早瀬・・・デリカシーないなぁ」

「え?」

「“さっきまで履いてたパンツ差し出されたら恥ずかしいかな”とか思わないの?」

「あ、・・・ごめん」

「こっちは“ダサいの履いてるな”って思われてないかなとか思うんだよ」

「いや、そんなことは・・・」

「・・いいよ、条件付きで許してあげる」

「え?」

「私のパンツの色とか模様とか・・
 おもらししたこととか・・・
 秘密を知ったんだから・・・
 これからは一緒に居てもらうからね」

それ以来、彼は私の隣りにいてくれる。

私が駅でおもらししたことは、クラスのみんなは知らない。

でも、おもらししたことなんかは、もうどうでもいいの。

彼と一緒に居れるから。

彼がこんなにやさしくて、イケメンで、頼りがいがあるなんて・・・
本当の彼を知ったら、みんなも彼のことを好きになっちゃうかもしれない。

絶対に知られたくない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

裏掲示板に書き込まれた突然のゴシップは僕も目撃していた。

最初は信じていない人も多かったが、一度そういう目で見てしまうと不思議なもので、女の子の態度は好意によるものだったんだなと、納得する人が増えていった空気が伝わる。

そして、彼女が僕を呼び出した日には入れ替わり立ち替わりでクラスメイトたちは“例の場所”付近に隠れ、甘えた彼女の様子を見て悶え楽しんだ。

次第にクラスのみんなは、

“見てるこっちがドキドキする”

“一番お似合いなカップル”

と応援してくれていた。

いや、クラスにとどまらず、学年中のみんながそのように見ていた。

あの書き込みを見たときはさすがに動揺したが、彼女が僕をパシりに使うフリをすると、決まって数名のクラスメイトが

「彼女のためにがんばれよ~」

「青春って・・・いいなぁ」

「誰にもバレてないと思って、高圧的にお前に絡んでる唯ちゃん、かわいすぎ」

とメッセージを送ってくれる。

あのゴシップ書き込みのおかげで、言われっぱなしだった僕にも友達ができた。

クラスのみんなが僕らが付き合っていることを知っている。

そのことを彼女が初めて知った時、彼女はおもらしをしたそのとき以上に顔を真っ赤にしていた。

それは、

僕の腕を掴んでくる姿よりも、

僕の胸に飛び込んでくる姿よりも、

おしっこが染みて黄色くなった、本来は白い綿生地の音符模様のパンツよりも

とても可愛いものだった。

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