【シリーズ】粗相の記憶

【粗相の記憶】第8話:寒空の下

専門学校を卒業するまで、父親のことをただの定食屋の店主としか思っていなかった。だが、専門学校を卒業して仕事を手伝うようになると様々な活動をしていることを知った。地域の夏祭りに出店するお店のアドバイザーをしたり、ホームレスの方に無償...
【シリーズ】粗相の記憶

【粗相の記憶】第7話:失意の中で

かねてから父親が始めたこの定食屋を継ぐと決めていた僕は、高校卒業後に調理師の専門学校に進んだ。親が培ってきた味を守るためには、かならず調理師免許が必要と言うわけではない。だが、それでも良い味を提供するうえで、学ぶべきことは学んでお...
パンチラ(単発)小説

モテ期

まただ。清香がクラスの男子から放課後に呼び出しを受けた。これから何が行われるかは予想がついている。先日は涼香が呼び出しを受けていた。清香と涼香はいつも教室内をふたりで過ごしている仲の良い女子だ。不細工などといったわけではないが、と...
【シリーズ】粗相の記憶

【粗相の記憶】第6話:合宿

ゆうの時は・・・・ 中根 ゆう 高校のときに僕が所属していた、陸上部の1つ年下のマネージャーだ。彼女と一緒の時間を過ごすことは1年もなかった。 高2の冬休み。隣県で2泊3日で行った合宿の2日目だった。選手だった僕...
【シリーズ】粗相の記憶

【粗相の記憶】第5話:予行演習

中2の夏祭りで見た吉田さんのおもらしは僕の夜のお供として長きにわたって活躍してくれた。そして中学卒業を控えたときに起きたあの事件は、大人になった今でも同級生が集まれば話題になる・・・。 卒業式の予行演習のことだった。本番のよ...
【シリーズ】粗相の記憶

【粗相の記憶】第4話:隣町の夏祭り

年上である5年生のおもらし敗戦処理の姿を見たことで「女性のおもらし」が性癖であることを自認した。人よりも少し成長の早かった僕は、中学1年の半ばには精通していた。その日に見えたクラスメイトのパンチラなんかもオカズにしていたが、専らあ...
パンチラ(単発)小説

悪ノリ

休み時間空けの保健室。京香は自分の所属する2年2組の教室を離れ、保健室のベッドに横たわっていた。体調が悪いわけではない。ただただ、教室に居たくなかった。 クラスメイトのことが嫌いというわけでもない。むしろ、いい人たちばかりで...
【シリーズ】粗相の記憶

【粗相の記憶】第3話:自我

“おもらし母娘”の姿は、まだ性に目覚めていなかった僕に何かしらのことを植え付けたのは間違いないだろう。当時の僕は小学生だったが、低学年であれば学校の中でもおもらししちゃう子が出てくる。他のクラスから漏れ聞こえる“おもらし”という噂...
【シリーズ】粗相の記憶

【粗相の記憶】第2話:お迎え

あのお客さんまでで終わりかな・・・・ 14時を過ぎた店内には、ゆっくりと咀嚼する初老の男性だけが残っていた。近くの会社の重役さんなのだが、庶民的な方でよくうちの店を利用してくれる常連さん。あまり話をしたことはないけど・・・。...
【シリーズ】粗相の記憶

【粗相の記憶】第1話:記憶の扉が開くとき

強い夕立はあがり、さっきまでの熱気が穏やかになった。自宅兼用となる小さな定食屋は、近年の感染症流行がきっかけで苦しい経営状態だった。もともとわずかな黒字のもとに成り立っていた店だが、ここ数年はギリギリ保っている状態。世の中は、日常...
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