中学生

パンチラ(単発)小説

雨模様

降ったりやんだりを繰り返す雨。これが夏場なら“雨か”と思う程度のところではあるが、初冬となる今ならば雨が降るたびに寒さが増していくように感じる。曇天模様の空の下で、教室の中では授業が進められていた。 6限目の授業を終える。こ...
パンチラ(単発)小説

腐れ縁

「お前ら・・・・よくやるよな・・・」 僕に歩み寄った隆二が呆れるようにボソッとつぶやく。 「俺たちからしたらそれでもうらやましいけど・・・」 重ねて弘道がうらやましいと語るのは、僕と瑠璃の関係だ。瑠璃とは小5の時...
パンチラ(単発)小説

【祝!100話目】コンプリート

・・・・白。 ・・・・ピンク。 今日は2名か。 体育の授業で今日の取り組みについて総評を述べる先生を囲む生徒たち。体操服のハーフパンツ姿で体操座りをする生徒たちの中には、そのハーパンと足の隙間からパンツが見えてし...
おもらし小説

言わないで・・・

「だって・・・しょうがないじゃん・・・」 消え入りそうな小さな声。その表情はどこか怒っているようにも見える。 新幹線の通路を挟んだ隣のシートで、中学生くらいの少女がとなりの席に座る母親らしき人物と落ち着かない様子で言葉...
ショート小説

【ショート】破局

早紀、頼むから反応してくれ。返信をしてくれ。なんでもいい。とにかく、いまどう思っているのか聞かせて欲しい。 “別れて”でも“嫌い”でも構わない。 そんな言葉でもいいから、とにかくこの心のモヤモヤから解消されたいんだ。あ...
パンチラ(単発)小説

田舎の慣習

11月某日。他の人達からすれば何気ない日々の1日に過ぎないだろうが、僕は死ぬほど緊張していた。先週のことだった。 「拓也くんも、おいでよ」 と声をかけてくれたのは塔子さんだった。塔子さんと僕は特段、仲がいいわけではなか...
パンチラ(単発)小説

天国へ

「あれ?ミライくん? いらっしゃーい」同じクラスの沙也加に誘われて、彼女の家を訪れたのはこの日が5回目だった。沙也加の家族も僕の訪問を歓迎してくれる。この日もまた、沙也加の部屋でゲームをし、お互いが紹介した漫画を読みふけっていた。...
パンチラ(単発)小説

あの頃に・・・

カーテンから漏れる薄暗い光。ぼんやりと見える室内で、眠っている間にどこかへ行ってしまった掛布団を手探りで探す。目が覚めた時には布団から出たくないと思うのに、寝ている間はそんな愛くるしい布団をどこかへ簡単に蹴り飛ばすのだから不思議な...
おもらし小説

オークション

「えぇっと・・・これは・・・」 ステージの上、あどけなさが残る少女は自分の手にするものについて説明していく。騙された。なんでこんな目に。いや、人を簡単に信じた私が悪い。 でも・・・・ 彼女と出会ったのは先月末のこ...
パンチラ(単発)小説

家庭教師

高校生になり、それまでは何の苦でもなかった勉強がしんどくなっていた。中学の頃まではテスト前に少し徹夜すればそれなりの点をとれたりし、集中して2~3日とりかかえれば学校内でも上位に入れた。だが、高校ではその勉強方法はうまくいかなかっ...
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