オークション

おもらし小説

「えぇっと・・・これは・・・」

ステージの上、あどけなさが残る少女は自分の手にするものについて説明していく。
騙された。
なんでこんな目に。
いや、人を簡単に信じた私が悪い。

でも・・・・

彼女と出会ったのは先月末のことだった。
“3週間後に○○でオークションが開かれる。そこに出品してみないか?”
最初こそ怪しいと思ったが、彼女の説得に負けた私はいま、ステージの袖で待機している。

「続いては、エントリーナンバー11番、さゆりさんお願いしまーす」

司会者の元気のいいアナウンスに促され、私の隣りに座っていた子がステージの中央に向かう。

「エントリーナンバー11番、さゆりです。私がご紹介するのはこちらです」

流ちょうにしゃべる彼女が手にしているそれは、小さい子によく似合うものだった。

「お尻にはクマさんとリスさんが仲良く遊んでいる様子が描かれています」

ステージに上がる子は、どの子もプリキュアやプーさんや、動物が描かれたものを手にしている。そして、“幼稚園の頃”、“小学何年生の頃”と語る。

「私がこれを履いていたのは、小学校に入学した頃から2年間くらいでした」

ほら。この子もおんなじだ。
今ステージ上にいる少女は14歳くらだろう。私よりも少し年下くらいだ。

ここに来た時は同世代の子が多くて安堵していたのに。

「小2のある冬の日、授業中に我慢が出来なくなってしまって、教室の端っこで私はおもらしをしてしまいました。そのときにこのパンツを履いていました。保健室で履き替える時、クマさんもリスさんもぐっしょり濡れていたのがとてもショックでした。
 あのおもらしがあまりにもショックで、その日以来、このパンツを履くことはありませんでしたが、捨てる気にもなれませんでした。みなさん、お願いします」

少女から商品の紹介が終わった。

「2万」

「2万5千」

「3万円」

「4万円」

「・・・・・・」

「もう、いらっしゃいませんね?では、yooさんの4万円で落札です!」

次は・・・私の番だ。

どうしよう。

不安しかない心理状態など知るよしもなく、司会者は進行する。

「続いては本日の目玉となります。トリを務めていただきましょう。
 エントリーナンバー12番
 16歳の高校2年生
 安田 はるかさん、おねがいしまーす」

!?

いま、なんと???

なんで!?

なんで私だけフルネームで呼ばれちゃうの?

なんで年齢を言うの?

なんで????

やだ・・・行きたくない。

でも、会場からの熱気が伝わる。
拒めるような空気ではない。
怖くて足が震える。

そのとき、後ろからポンと背中を叩かれる。
あの日、私を勧誘した女性だ。

「大丈夫。きっと大人気だよ」

そんなことを気にしてるわけじゃない。
恥ずかしい気持ちが極限に達しているのだ。
あのとき、あなたさえ現れなければ・・・。

もう・・・・どうにでもなれ・・・・

腹をくくってステージの中央に向かう。

「エントリーナンバー12番 安田 はるか 16歳 高校2年生です。
 みなさんに見てもらうのはこちら、この紫のサテンパンツ。
 とても綺麗な光沢があり、肌触りも高級感があります。
 中学を卒業したときに、“もう大人なんだから”と思ってお母さんに買ってもらったパンツです。
 私はこのパンツを履いていた3週間前。
 友人と買い物に出かけた帰りの電車が緊急停車してしまいました。
 数十分間の待機の末、動き出しました。
 自宅最寄り駅までたどり着いて、急いでホームに降りたのですが、私はそこで力尽きてしまい、電車に乗ってる人にも、これから電車に乗ろうとする人にも、他の電車を待つためにホームにいる人たちにもおしっこを漏らしているところを見られてしまいました。

 せっかくの休日ということで、気合を入れてお洒落をして街に出たのに、高校生にはあるまじきおもらしという失敗をしてしまい、 多くの人におもらしを見られてしまいました。
 その時に履いていたパンツがこの紫のパンツです。
 子供っぽさのかけらもない、大人の女性が履くようなパンツ。
 そんなパンツを履いていたのに、幼い子供のようにおしっこを漏らしました。
 現役JKのおもらしパンツ、ぜひよろしくお願いします」

あの日、駅のホームで私のおもらしの後始末を一緒に処理してくれた女性。
その後も私のことを励ましてくれた女性は

「今日の嫌なことは忘れましょ。
 実は、おもらししたときのパンツを売ることができるオークションがあるの。
 そのパンツを高価な金額で買ってくれる人たちがいるから、嫌な思い出を換金して、得たお金で好きな物でも買って嫌な気持ちを発奮しましょ。
 他の出品者もあなたと同じくらいの世代の子が多いわよ。
 おもらしって、意外としちゃってる子多いんだから」

現場に踏み込んでみれば、確かに同世代の子たちだった。だが、彼女たちが出品した下着はどの子も幼児ショーツ。
出てくるエピソードは幼稚園時代や小学校低学年のころに失敗したときのお話ばかり。

確かに同世代の子たちばかりだったが、私のようにおもらしがありえない年齢のエピソードは私以外一人もいなかった。
ステージの袖で出番を終えて私を眺めていた子たちも “え?高校生なのに?” など話しているのだろう。

顔を押さえたり私に指をさしたりしている。

でも、もう覚悟を決めている。

「それでは・・・入札、スタート」

「8万!」

「10万!」

「11万!」

「12万!」

「・・・・・」

「もうございませんか?」

「・・・・」

「20万!」

「20万!?すごい金額がでました。
 これ以上はございませんか?」

「・・・・」

「では、akuaさんの落札となります。
 なんと、この20万という金額
 歴代最高額となりました」

会場には今日一番の大きな拍手が鳴り響く。

ステージを降りた私に、あの女性が近寄ってきた。

「騙したのね」

睨みつける私。

「騙してないでしょ。私はあなたと同世代が出品者としか言ってないわ。でも、思った通り、素晴らしい額だったでしょ?あなたのプレゼンも良かったわ」

私は引き続き彼女を睨み続ける。

「でも、まさか私の記録を抜かされるとは思ってなかったわ。
 これからは・・・あなたの時代ね」

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ショッピングモールの3階。
映画館のすぐ近くのトイレ。
個室の1つは30分近く開かずの扉となっている。
なぜ開かないのか?
それは私が閉じ籠っているから。

中学入学時に一目ぼれした彼との初デートだった。1年以上の片想いを経て、やっと彼の隣りを歩けるようになれた。
彼が人と喋るのが苦手だから映画をチョイスしたが、これが誤りだった。
映画の途中で催してしまったが恥ずかしくて彼には言えなかった。
映画が終わり、急いでトイレに駆け込んだが、便座を目の前にしてその時が来てしまった。
ファスナーを下ろすことも叶わなかったジーンズはほぼ全体を濡らしている。
トイレから出れば、誰の目にも見えておもらし女にしか見えない。

彼には“体調を崩したから先に帰ってて”とLINEを送ったが、 “心配だから待ってる”
と返事がきた。

なかなか折れてくれない彼に、とうとう私はトイレの失敗をしたと真実を告げた。
するとどうだ。
彼は “おもらし女の隣りは歩きたくない。別れよう” とのメッセージとともに帰ってしまった。

今、自分がおもらしのショックで泣いているのか、フラれたショックで泣いているのかわからない。
でも、いい加減閉じ籠っているわけにもいかない。
個室の扉をこそっと開ける。
トイレには誰もいないようだった。

「着替えはあるの?」

個室を出た私の背後から、急な声が聞こえてきた。
慌てて振り返る私。
背後には私より少し年上の、高校生くらいの女の人がいた。

「私が着替えを買ってきてあげるから、もう少し中にいなさい」

彼女に救われた。
着替えることができ、これで周囲におもらししたことがバレずに済みそうだ。

「ありがとうございます」

「目ぇ、赤いね。泣いちゃうよね。
 実は私もね・・・・」

女性は自身のおもらし体験談を語りだした。
彼女は高校生だが、高校生にして私と同じおしっこの失敗をしたようだった。
だが、彼女の気持ちが強いのか、まっすぐな目をしていた。

「ねぇ、今日のおもらし・・・
 嫌な気持ちを発散したくない?」

彼女から、私の知らない世界を知らされた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「26万円!歴代最高金額での落札です」

ステージに居る少女は私の記録を塗り替えた。
彼女のプレゼンは、同性である私にも興奮を与えてくれた。
完敗だ。

「いい子、見つけたわね」

背後から聞き馴染みのある声。
私の背中に触れた女性は、私をこの世界に誘ってくれた方だ。

「わたしも・・・あの子のように喋ったら30万くらいになりましたかね?」

「それはわからない。でも、あなたにはあなたの良さがあったの。
 これからも、私の右腕としてよろしくね」

右腕として・・・・光栄です、会長。

自分を誇らしく思いながら、ステージ上の少女のプレゼンを思い出していた。

「こ・・・こここ、この・・ボーダーのパンツは・・・わた・・あたしが
 にっ・・2週間前に・・・・おもらししたときのパンツです。
 ちゅ・・中学2年生なのに・・・おもらし・・して、
 涙が止まらなくて・・・・とても恥ずかしかったです。
 んぐっ・・・そして・・・っこっちの水玉のパンツは・・・・・
 おもらしした日・・・グス・・・ショックで・・部屋から出られなくて・・・
 ん~~~~~・・・・そのまま寝落ちしちゃって・・・・
 トイレ・・・行ってなかったから・・・・おねしょしちゃったパンツです。
 おねがいしますぁぁぁぁあああああああああんんんん」

当時のことを思い出しながら語る彼女は、その時のショックを思い出したのか、それとも恥ずかしくなったのか。大きな声を出して泣き出してしまった。

その恥じらいと、おもらし・おねしょの2点セットという過去に例のない出品となったことで、歴代最高額が付けられた。

ステージ上の少女が今後私のようにスカウティング活動するのかはわからない。

でも、私はこれからも少女たちを応援していく。

私のような喜びを感じられるかも知れないから。

ステージから降りてきた少女を、私は優しく抱きしめた。

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