小学生

パンチラ(単発)小説

拡張

小さいころから目立つことが好きだった。幼稚園のお遊戯会では自ら希望して主役を演じたし、小学生になってからは授業でわかる問題があれば積極的に手をあげて黒板の前に立ってきた。兄の影響で習い始めた野球でもスターになりたくて、遊ぶ時間も惜...
パンチラ(単発)小説

たったひとつの過ち

「じゃあねぇ」 公園に集まっていた子どもたちの輪から離れ、蘭は落ち着かない心持ちで自宅の玄関をくぐった。傾いた夕陽は隣家の陰に隠れ、蘭の部屋に届いていた光を遮っている。ベッドのうえに、答えはあった。不覚だった。普段、蘭はスカ...
おもらし小説

私はこうなる運命だった

新型の感染症が落ち着きを見せてきた。感染症に慣れ、対策も進んだという世論の声や認識は喜ばしいことだ。そのおかげで、これまで私を大切にしてくれた多くの皆様に晴れの姿をお見せできる。 自身の結婚式を1ヶ月後に控える。大学生の時に...
パンチラ(単発)小説

描かれる想い

友達がいないわけではない。それでも颯太は一人で過ごす時間の方が好きだった。物心ついたころから積み木や塗り絵で遊ぶのが好きだった。幼稚園に入園してからもそれは変わらず、みんなが外で鬼ごっこをしているときでも室内でお絵かきをして遊んで...
パンチラ(単発)小説

対称の違いと視座の違い

「ただいまぁ」 姉の光莉(ひかり)がコンビニから帰ってきた。 「はい、優斗のぶん」 コンビニのビニール袋からチョコレートのお菓子を取り出した光莉がそれを僕に差し出す。年子の姉は面倒見がよく、こうして自分のお小遣い...
おもらし小説

子どもの雄姿

人口が1万人にも満たない小さな町。この日行われるのは年に一度の祭りだった。祭りとはいえ、焼きそばや綿あめといった屋台が出店され、特設ステージでいくつかの団体がショーを披露するくらいの小ぢんまりとしたものだった。はぁ。こんなしょぼい...
【シリーズ】粗相の記憶

【粗相の記憶】第8話:寒空の下

専門学校を卒業するまで、父親のことをただの定食屋の店主としか思っていなかった。だが、専門学校を卒業して仕事を手伝うようになると様々な活動をしていることを知った。地域の夏祭りに出店するお店のアドバイザーをしたり、ホームレスの方に無償...
【シリーズ】粗相の記憶

【粗相の記憶】第3話:自我

“おもらし母娘”の姿は、まだ性に目覚めていなかった僕に何かしらのことを植え付けたのは間違いないだろう。当時の僕は小学生だったが、低学年であれば学校の中でもおもらししちゃう子が出てくる。他のクラスから漏れ聞こえる“おもらし”という噂...
パンチラ(単発)小説

脳裏の記憶

厳しい寒波が続いていた。久しぶりに差し込んだ暖かい日差しは薄く積もった雪を溶かしていく。雪解けは水は道路や公園に太陽光をキラキラと反射する。 あの冬の日もこんな天気だった。僕の地元は冬に雪が降っても積もることは少ない。だから...
おもらし小説

職権

人にはそれぞれこだわりってありますよね?1杯のコーヒーを飲むにしても、大量の砂糖を入れる人、ミルクだけを入れる人、ブラックで飲む人。 それは性癖も同じですよね?異性と合体するのが好きな人が大多数かも知れませんが、感度の高いと...
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