陽射し

パンチラ(単発)小説

「うざっ、寝る時まで邪魔やん」

その言葉で目を覚ました。

高校生の時に行った修学旅行。

4人部屋の端っこのベッドで寝たふりをしていた僕だったが、

同部屋となった他の3人が、僕をつまみにして嫌な話をしていた。

まさか、この年になってあの時のことを思い出すとはな・・・・。

あの頃も、今日のような快晴が続いていた。

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雲一つない空。

煌々とアスファルトを照らす太陽の光は、1本の大きな木に生い茂る緑に遮られ、

僕の座る座席までは届いていなかった。

どうせ光が届けば、暑くなり、眩しいだけだ。

うざったいならば、いっそのこと曇ってしまえばいい。

そんなことを思っていた。

昼休みの教室。

50分間を、ただただこの窓際の席で、一人で頬杖をついて過ごすことにも慣れてきっていた。

きっかけは高1の夏休み明けだった。

それまで友達だと思っていた祥平との言い合い。

と言うよりは、好きな子をめぐってのトラブルだった。

祥平の好きな子に、僕がちょっかいをかけたとのことだが、

僕には一切身に覚えのないことだった。

ましてやその女の子に恋愛感情を抱いたことなどこれっぽっちもなかった。

後々冷静になって振り返っても、僕自身、自己に落ち度があったとは思えない。

無茶苦茶な理論を振りかざしてきたのは祥平のほうだ。

でも、広く深い友達付き合いができる祥平に味方はいても、僕にはいなかった。

最初こそ、僕を擁護してくれる友人もいた。

だが彼らも同調圧力に屈して、気がつけば祥平側に回っていた。

陰で言われていた悪口は徐々に表面化し、数か月が経つ頃には、

僕はクラスメイトとのかかわりを極力避けるようになった。

この1件で、当たり前にできていた人付き合いが面倒くさくなった。

小・中、それから高校入学後も友達づきあいは良い方だった。

いじめられたことも、いじめたこともない。

遊びに誘われれば、都合のつく限り極力参加していた。

恋愛相談をしたり、反対に相談に乗ったり・・・

浅い付き合いだったかもしれないが、多くの子と”友達”だったと思う。

だが、友達を失った僕は2年生に進級した今でも、独りの時間を過ごしていた。

ベランダに見える人影。

隣のクラスのあゆみが、数人の友達と笑いながら話し込んでいる。

2年生になり、毎日のように見かけることになった光景だ。

中学1年の時、僕は初めてあゆみと同じクラスになった。

彼女からはどこか暗いオーラ、というか、人生にひとつも楽しみを感じていない。

そんな空気を纏っているように感じた。

毎日疲れたような目をしていて、誰とも喋っていないのに、突然溜息をつく。

でも、僕はちょくちょく、あゆみに話しかけた。

小柄で、栄養が足りてるのか不安なくらい細い手足。

大人しくて、友達もいない様子。

負のオーラを持つ彼女だが、僕は放っておけなかった。

僕のおもしろくもないボケを聞いてくれたときには、たまに笑ってくれる。

ぎこちない笑顔だが、嬉しかった。

当時の友人からは

「なんであんな子と喋ってんの?」

とバカにされたこともあるが、それでも喋りかけた。

あゆみには悪い癖があった。

当時のあゆみは、人と話すのが苦手だったのだろう。

もしかしたら、対人恐怖症のようなところもあったのかも知れない。

話しかけられると身構える。

その姿勢は、椅子に座っていても、体育座りのようにして身をすくめ、
顔だけをこちらに向けていた。

本能的な防御姿勢なのかもしれない。

だが、女の子がそんな姿勢をとれば、セーラー服のスカートの奥が見える。

あゆみは体操服のハーパンを履いていたが、小柄で、細い。

その細い足と短パンの間には、いつも隙間ができていた。

となれば、隙間から見えるものがある。

あゆみのハーパンの隙間からは、白いパンツが見えていた。

初めて見えた時は、ふちのゴム部分だけだった。

だが、人付き合いが苦手な女の子が見せるパンチラは、

明るくはしゃぐ子が見せるパンチラとはまた違った興奮があり、

僕はそのパンチラに魅了された。

僕が話しかけた時、決まって初動で身をすくめるあゆみは、

かなり高い確率で、真っ白なパンツを披露してくれていた。

だが、この時以降、あゆみと同じクラスになることはなかった。

中2・中3と違う教室で過ごしていた。

たまに気になってあゆみのいる教室を眺めていたが、

そこでも楽しそうな姿を見せることはなくかった。

パンチラに魅了されたこともあったが、何度も話しかけていれば、情も沸く。

いつごろからか、この子が素直に笑って過ごせるようになることを願っていたし、

自分がそうしてあげたいと思っていた。

彼女の姿に、過去を思い出していた。

教室へ降り注ぐ光を遮る木の葉の影が揺れる。

風が吹いてきた。

友達との会話が盛り上がっているのだろうか。

僕がいなくても、彼女は素直な笑顔を向けている。

昼休みも、残り時間が短くなる。

ベランダにいたあゆみ達が、立ち上がる。

背中ごしに見る姿であっても、この時間を楽しんでいたことが伝わる。

木の葉の影が、強めに揺れた。

足元に置いていた荷物を手にしようと、あゆみがやや前かがみになる。

そのあゆみのスカートが風になびく。

ふわっとめくれた。

めくれたスカートにより、その中身があらわになる。

あの時とは違う。

スカートの中にハーパンや、それに類するものはなく、

ただただ綺麗な白いパンツが現れた。

素材はあの頃のように綿だが、幼さの残る白ではない。

しっかりと上までめくれたことで、

光沢のあるサテン生地。

それをレースでふちどったパンツだということまで分かった。

4年ぶりに見た、あゆみのパンツ。

慌ててスカートを押さえ、

「はずかし~」

など言いながら、友達に照れ笑いを見せる。

あの頃は、スカートの下にハーパンを履いていて、

その隙間から子どもらしいパンツを披露していた女の子は、

自ら進んで誰かと会話をすることはなく、人生に希望を持たない子だった。

反対に、友達も多く、部活にも真剣に取り組み、好きな女の子もいた僕は、

あゆみのことをどこか「コミュ障の劣等生」と思っていた。

だから、上から目線で勝手に力になってあげたいなど、

おこがましいことを思っていた。

いまはどうだ。

誰ともうまく付き合えない。

それは僕の方だ。

あゆみは自分の居場所を見つけ、そして、その居場所を大切にできている。

ベランダで見ていた彼女の笑顔は、素直で、

とても眩しくて、うらやましくて、憧れるものだった。

自分を見つけることができたあゆみだったら、

いまの僕を理解してくれるかも知れない。

僕が立ち上がれるヒントを持っているかも知れない。

なにより・・・彼女にだけは、僕の存在を忘れて欲しくなかった。

「ひさしぶり。急にメールしてびっくりしたよね。

 ちょっと聞いてほしいことがあって・・・」

4年ぶりとなるメール。

当時はSNSがまだ普及していなかった。

アドレスが変わってしまっているかも

と不安になりながら、長々とした文章を載せて送った。

僕が高校生になって経験したこと、苦しかったこと、

そして、その笑顔がうらやましくなって、頼ってしまったこと。

ダラダラと、読みにくい文章をメールに綴った。

ほどなくして、返事がくる。

「ひさしぶり。

 そのことだけど、いろいろと噂は聞いてるよ。

 でも、心配しなくていいと思う。

 信じられないような、支離滅裂な話ばっかりだし。

 相手の悪い噂だって聞こえてるから。 

 それに、私は自分の経験してきたことを信じてるよ。

 私が時間を無駄にしてたとき、なにをやっても楽しくなかったとき、

 そんな私を楽しませようとしてくれた。

 空気のようだった私を、ただ一人だけ、受け入れてくれてた。

 私に『変わろう』って思わせてくれた。

 そんな人だから、私は信じてるよ。

 もし、他の人が噂の方を信じてても、私は変わらないからね。

 本当は、噂を聞いたときに私の方から連絡するべきだったよね。

 ごめんね。

 これからも、キツくなったら相談してね。

 あの時の恩返しをさせてください」

僕の中で、止まっていた時間が動き始めた。

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今振り返ってみても、あの2年間はどん底だった。

明るい陽射しを期待して迎えた高校生活は、他人の青春の犠牲に遭い、

遮られ、その陽射しは僕には届いていなかった。

いつしか、光が差さないことが当たり前となっていた。

希望を抱くことを諦めていた。

でも、風は吹いた。

風により、緑は揺れ、遮られていた光が届いた。

止まっていた僕を追い越していた彼女が、歩みを止める。

そして、少し振り返り、僕に手を差し伸べる。

その表情は、かつて僕が生み出すことができなかった、やさしい笑顔だった。

「カーくん、起きたの?」

隣りで目をこすりながら、日曜日の朝をもう少し堪能したそうな声を出す。

「寝てていいよ」

「ありがと」

やさしい笑顔は、眠っている顔からも伝わってくる。

僕が彼女にしていたことは、必ずしも善意だけが理由ではなかった。

でも、何がきっかけとなるかはわからないものだ。

あの負の歴史だって、僕と彼女を結び付けてくれる大切な出来事だった。

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