不思議な女の子:やまもとさんのパンツ

パンチラ(単発)小説

人とは何か違う。

具体的に「何が」と言葉で表現するのは難しいが、オーラと言うのだろうか。

幼少期の個性というのは、ただ「元気がいい」とか「足が速い」とか

そんなもので表現できたいたかもしれない。

それが高校生になると、幼少期とはまた違った個性が現れる。

この年頃になると、教室内で浮いているような

「何を考えているかわからない」そんな人も周囲に出てくる。

決して大人しいという表現にはならない。

成長の過程で、それぞれがこだわりを持つようになり、

表には出ないそのこだわりが個性を作り上げるのだろうか。

その不思議な空気感をオーラと言うのかもしれない。

高2の時、隣のクラスに不思議な女の子がいた。

やまもとさんだ。

口数が少なく、日ごろから中心グループとの接点はない。

だが、他の人と一切会話をしないなどといったわけではない。

当然、なにか問題となるような行動をしたわけでもない。

体型も女子の標準的な様相であり、顔も美人ではないが不細工でもない。

だが、女子たちからも「やまもとさん」と名字にさん付けで呼ばれている。

やまもとさんの趣味はタロットカードというのを人づてに聞いたことがある。

特殊な趣味もあってか、どこか近寄り難い雰囲気を持った子だったのだろう。

高校に入学してからの2年間、私はやまもとさんと同じクラスになったことはない。

だが、不思議なオーラをまとった子として、学年中で有名だった。

夏のある日、その日は学年集会で2年生の全員が体育館に集合していた。

誰かが前に立って話をしているが、私は睡魔と戦っていた。

いや、正確に言えば戦ってはいない。

睡魔に身を預けていた。

小学生の頃は、集会中に眠るということはなかった。

そもそも眠くなった記憶もない。

年齢を重ねれば、本来ならばそれだけ忍耐力もつくことだろう。

しかし、今日のような集会時だけでなく、

授業中もなぜか幼少期よりも眠気には打ち勝てなくなった気がする。

そんなことを考えるが、眠気は強まるばかりだった。

気がつけば、集会を予定した時間も残り数分となっている。

どうやら30分近く居眠りをしていたようだ。

ぼーっとする頭と視界。

ぼやけている視野が、次第にはっきりしてくる。

視野が正常に戻ってきたころ、

ちょうど集会が終わり進行役の先生から解散の号令がかかる。

居眠り時の姿勢が悪かったのだろうか。

腰が痛くなっており、すぐに立ち上がることができない。

周囲の子たちはばらばらと立ち上がるが、私のようにまだ座ったままの子もいる。

立ち上がる前に軽いストレッチしようと思い、私は腰を捻る。

腰を捻った際、斜め後方に座っている女の子の姿が視界に入る。

この子も眠いのだろう。

両膝を抱きかかえていた彼女は、そのまま抱きかかえた腕に顔を突っ伏している。

だが、その姿勢は油断そのものだった。

制服であるセーラー服姿のまま、

両膝を抱えたその姿勢からは

スカートの中がはっきりと見えていた。

彼女のスカートの中には、白い布地。

その白い布には、何か模様のようなものがプリントされているようだ。

ストレッチをしながら数秒間、パンツを見続ける。

しばらく眺めていると、その模様がはっきりとしてきた。

彼女の白いパンツにはいくつかの枠がデザインされている。

それぞれの枠の中には、スヌーピーとチャーリーブラウン。

チャーリーに吹き出しがあり、アルファベットでセリフが書かれている。

スヌーピーの漫画がイラストされたパンツだ。

高校生の私のスヌーピーパンツは強烈すぎた。

小学生低学年の頃はキャラクターもののパンツを履いている子もいた。

だが、年齢が上がるにつれて女子のパンツはだんだんシンプルになっていく。

4年生くらいになると、キャラクターの描かれるパンツを見る機会はほとんどなくなる。

高校生にもなれば、テカテカと光沢のある滑らかな素材のパンツを履く子も少なくない。

だが、いま私の目の前には、数年ぶりにキャラクターパンツが表れている。

まさか、高校生にもなって

そんな“お子さまパンツ”

を身にまとう子がいるとは思っていなかった。

当たり前には存在しない高校生のお子さまパンチラ。

ただでさえパンチラが好きな私に、このレアなパンツは最大級の興奮を与える。

“こういうのがこの子の趣味なのか”

そう思いながら視線を注ぐ。

私のものがむくむくと反応する。

男子ならばわかると思うが、男子は寝起きに生理現象が生じる。

まったくエロいことを考えていないのに、起き上がってしまうものだ。

先ほどの居眠りにより、私のものも眠りから覚めていた。

だが、視野がはっきりする頃には無事に収まってくれていた。

そんな私のものが、再び存在をアピールする。

温かい血液が注ぎ込まれ、むくむくと起き上がっていく。

「早く戻るぞ」

友人が私に声をかけてくる。

「居眠りしてたから、立ち上がったら目立つんや」

私の言葉に事態を察してくれた友人は笑いながら

「先に戻るから」と言い、教室に戻っていく。

体育館からは人が少なくなっていく。

例の女の子が、突っ伏していた顔を上げる。

どんな子が“お子さまパンツ”ユーザーなのか。。。。

やまもとさんだった。

学年中でも有名な不思議な女の子。

大人しく、どこか近り寄り難く、他の子のように騒ぐような子ではない。

趣味はタロットカードだ。

そんな子が履いていたパンツは、まさかのお子さまパンツだった。

大人しく、はしゃぐクラスメイトを傍目に、どこか全体を俯瞰的に見ているような空気がある。

言い方を変えると「大人」のような子。

そんな不思議で、大人っぽい女の子が、

普通の高校生は履かないようなキャラクターンの漫画パンツを身にまとっていた。

私のテントは収まるどころか、硬度を増していく。

ひとけが少なくなり、テントを目撃される可能性が大きく下がったところで

私はやっと立ち上がることができた。

見た目や雰囲気とのギャップと言うのは、どこか興奮を与える。

いわゆるギャップ萌えというやつか。

やまもとさんのパンチラ姿は

「一見大人の女性が見せる、子どものような側面」

という興奮を私に植え付け、

それまではただ単にパンチラが見れたことに対して喜んでいた私に

「この子はどんなパンツを履くのだろう?」

という違う興味をもたらした。

大人になったいまでも思う。

高校生以上の年齢になって、

キャラクターもののパンツを愛用していた人はどれくらいいるのか

一度アンケートなどとってみたいものだ。

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